電話勧誘
先月末の午後出勤の日、職場関係のメールの返信に時間を取られ、そろそろ出かける準備をしないと・・・と焦り始めたとき、電話が鳴りました。
以下、先方は一語一語切るようにゆっくりと、私は早口で、
「こちら東京のKH堂と申しますが、○○さまのお宅でしょうか?」
「はい」
「東京のKH堂と申しますが、●●さまはいらっしゃいますか?」
「はい」
「こちら東京堂のKH堂と申しまして、SK新聞に著書の書評を掲載しておりまして・・・」
「あの、いま時間がないんですけど、どういったご用件でしょうか?」
「はい、こちら東京のKH堂と申しまして、SK新聞に○○さまのご著書の書評を掲載させていただきたいという・・・」
「ああ、結構です」
「ご本人さまですか?」
「本人です」
「こちら東京のKH堂と申しまして、SK新聞にご著書の紹介を・・・」
「あの、すみませんが」
「SK新聞に・・・」
「時間がありませんので、失礼します」
遅刻しそうで焦っていたし、すぐに勧誘とわかったので、こんなやりとりに。
切ったあと、やたら「東京の」と強調していたので、ターゲットは地方在住者かしら・・・と苦笑していました
で、昨夜になって検索してみると・・・。
このKH堂、突然電話をしてきては、詩・短歌・俳句・川柳や絵画・写真等の作品、最近では著書の名前を挙げ、SK新聞での紹介を持ちかけ、自社が企画・制作する一面広告中に一枠いくらで掲載しているそうです。
以前、広報の仕事を兼務していたので、新聞の連合広告(特定のテーマで企画・制作する広告で、関連する広告主を募って掲載する)には馴染みがあるけれど、その個人バージョンみたい。
目にした記事の中には、
- ご高齢のお母さんが広告だと思わずに承諾し、掲載後に代金を請求され、相談してきた。
- 著書の広告を勧められたが、24万円という請求額を聞いて断った。
- 同じ人から何度も電話がかかってくる。
- 有料の広告と承知したうえで掲載し、その部分の写真をブログにアップした。
といったものがあり、まずは、その方の作品や著書に「感動した」などと褒めるそう。
私の場合は、「ご著書の書評を掲載したい」と言われただけで、褒められもせず
途中、「その著書って何ですか?」と聞いたら、何て答えるんだろう・・・と思っていましたが、おかげでろくに調べもせずに勧誘しているのがわかり、さっさと切ってしまいました
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