マロウの命日
マロウと過ごした季節が、今年も過ぎていきました。
パセリが20歳で逝った4月もつらいけれど、FIPという難病を発症しなければ、クロエとクレアのように大きくなっていただろうマロウのことを思うと、この夏も出勤や仕事の最中に、「なぜこんなことをしているんだろう」と、この2年のほうが非日常であるような感覚にとらわれました。
命日に合わせて、竹清香とカード、クロエたちにはフードと整腸剤、私には甘酒としそ茶をいただいたので、7日はお線香に火を点し、松の香りが漂うなか合掌。
マロウがクロエたちのように大きくなった姿は、なかなか思い描くことができませんが、カードの猫のように空を自由に飛び回っていてくれたら・・・と思いました。
いただいたウェットフードを食べるクロエとクレア。
同じフードを出したのに、「クロちゃんの味見させて」とクレアがいうので、
このあとクロエはクレアのお皿に移って、どちらも完食。
命日前夜、マロウのことを思っていると、クロエが突然膝に飛び乗って私を見つめ、幼いマロウがいつもチュパチュパと吸っていた私の肘の内側を、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」というように、ザリザリと舐めてくれました。
明日9日は、クロエとクレアの2歳の誕生日です。
コメント
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こんにちは。
マロウちゃんの命日だったのですね。
一生懸命生きたから、今は神様のところにいて、
きっと、本当に、カードの猫のように、自由にしていると思います。
そして、クロエちゃんとクレアちゃんの2歳のお誕生日。
おめでとうごさいます。
元気でよかった。
まちこさんの気持ちが分かっているのですね。
これからも、元気で、楽しい日々を送られますように
投稿: ふうちゃん組 | 2016年9月 9日 (金) 20:30
>ふうちゃん組さん
ありがとうございます。
お線香が「松」の香りなので、迷子の猫の帰還を願うおまじないに使われる歌
「たち別れいなば(因幡/往なば)の山の峰に生ふるまつ(松/待つ)とし聞かば今帰り来む」も連想しました。
今は、神さまのところに大きいお姉さん猫たちといて、透明で自由な体でときおり「帰り来む」って帰ってきているのかもしれません。
クロエとクレアは無事に2歳に迎えました。
2ヵ月半齢でわが家に来て、長いような、あっという間のような感じです。
投稿: まちこ | 2016年9月10日 (土) 11:01