ヒゲの長さも性格も違うけれど
初めはクロエが歯でしごくのを見るたびに止めていましたが、かかりつけの先生もクレアが嫌がっていないなら大丈夫と言っていたし、下記のような回答もあるので、見守っています。
クロエは、クレアの面倒見がよく、グルーミングのほかにも、先に寝室に行って「ニャー」(おいでー)と呼んだり、棚やテーブルから何かを落として自分たちのおもちゃにしたり、一つのお皿で出したものを先に食べさせたりと、姉のようにふるまっています。
でも、私に対しては甘えん坊で、クレアより膝に乗りにくる回数も多く、出かける気配を察すると体をすりつけながらついて歩き、いつも玄関まで同行。
一緒にドアを出てしまって困ったときもありましたが、今は玄関マットの上でなでて、ごろんと横になったらまたなでて、「仲よくお留守番しててね」と言うと、その場で見送ってくれるように。
子どもっぽくてもさっぱりしていて、見送りに来ないクレアも、「ただいまー」と帰宅したときは、クロエと一緒に走って玄関に来ます。
でも、このときクレアを先になでたり抱いたりすると、クロエがプイッと回れ右してしまうので、クロエが先で、クレアがあと。
散策相手がクレアを先になでようとしたとき、
「クロちゃんを先にしないと嫌われるよ。クレちゃんはあとでも気にしないけど」
と言ったら、
「思春期? 複雑だねえ」
と言っていましたが、あとから子猫を迎えた場合でも、先住猫さんを先になでないと機嫌を損ねるというように、猫には猫の順番があるよう。
クロエとクレアは、同じ日に生まれ、同じ日に迎えた姉妹ですが、譲渡主さん宅で先に抱いたのはクロエ、帰宅してキャリーから先に出たのもクロエでした。
クレアは、譲渡主さんも、
「この子はまだ無理と思って、新聞にも載せんかったんやけど、抱かれたねえ」
というくらい警戒心の強い子でしたが、クロエの面倒見のおかげで素直で活発に育ち、初めは素直で活発だったクロエのほうが、ちょっと複雑で味のある性格に。
先日、NHKの歴史秘話ヒストリア「漱石先生と妻と猫」の再放送を見ていたら、自分と似た猫が出てきたあたりでテレビの前に行き、番組が終わるまで見ていました。
« 体重推移とごはん探し | トップページ | 今年最後の腎臓内科 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
クロちゃんとクレちゃんの性質や見た目のギャップに、多様性が生き物の魅力だと感じさせられます。
影絵のようなクロちゃんの写真、素敵ですね
猫達との愛し愛され生活から離れて、寂しいな~、寒いな~と過ごしてますが、まちこさんのブログで温まってます
投稿: みほ | 2015年11月15日 (日) 20:31
>みほさん
私も昨年の今頃は、まだクロエとクレアを迎える前で、寂しくて寒くて、職場で過ごす時間が長くなっていました。
子猫を迎えると、大きくなってどんな子になるか、育ててみないとわかりませんが、クロエとクレアを見ていると、マロウはどんな子になっただろう・・・とよく思います。
あと半月もすると、こちらは雪に季節です。
外は寒くなっても、ぬくぬくの記事がアップできたら・・・と思っています
投稿: まちこ | 2015年11月15日 (日) 22:29