マロウの一周忌
7月半ば以降、仕事が忙しくなるにつれて「去年の今頃」を思うことが増え、自分のことも元気に育っているクロエとクレアのことも、書けなくなっていました。
昨年は、ルーティンの仕事が7月末にいったん終わったあと、マロウの看病のために出勤日時を極力減らしていましたが、4月に運用責任者になってリニューアル中だったホームページや毎年6~9月にあるイベントは調整のしようがなく・・・。
7、8月はマロウを残して、9月は7日早朝に看取ったあと、無理に感情を抑えて出勤したためか、今年も同じイベントが近づくたび、生後3ヵ月で難病を発症したマロウを救えなかったこと、もっと傍にいてあげられなかったことがつらく、気づくとクロエとクレアが私の顔をじっと覗き込んでいました。
そして、昨年とは1日違いの9月6日のイベント当日。
この日も、「去年の今頃はまだマロウは生きていた」と何度も思い、7日早朝を迎えることがつらく、緊張していましたが、事故を起こさないように・・・と自分に言い聞かせながら帰宅したあと、みほさん&フクちゃんから届いたメールに救われました。
翌7日の一周忌には、私とマロウ、クロエとクレアに、細やかなお心遣いの贈り物まで。
宅急便の箱を開けて、私とマロウへという青い包みを開け、きれいな小箱の中の濃い青の包みをさらに開けると、キッチンスケールに乗せたどんぶりに入って体重測定していた頃のマロウそっくりのフェルトが。
指でなでると、あたたかく柔らかくて、かわいいマロウが帰ってきたようでした。
マロウの名前は、毛色がブルー(灰色)なのでマロウブルーを連想し、口角が上がっていつも笑顔なので漢字なら真朗(真に朗らか)だと思って付けましたが、そのマロウブルーの花びらをあしらった無香料のキャンドルも。
小さく揺らぐ火を見ながら、マロウの笑顔と成長の喜び、発病後も輝いていたマロウの命を思い、22歳のフクちゃんの命の火が力強く灯りつづけてくれるよう念じました。
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コメント
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こんにちは。
まちこさんが、とてもとてもがんばって、
マロウちゃんの看護をされていたときのことを思いだします。
まちこさんもマロウちゃんも、せいいっぱい生きているように
みえました。
心残りなこともあるかもしれませんが、みんな、まちこさんのようには
なかなか行き届いたことはできないと思います。
短くても生をまっとうして、天国に帰っていったマロウちゃん。
今頃は、神様の一番近くにいるのではないかと思います。
投稿: ふうちゃん組 | 2015年9月 9日 (水) 19:14
>ふうちゃん組 きつねさん
ありがとうございます。
お返しが遅くなってしまいました。
見えないところにいても、マロウが「ぼく、マロウって言うんだよ」って
朗らかな顔をしていてくれたらと思います。
投稿: まちこ | 2015年9月12日 (土) 23:04