8月21日~25日の様子
8月21日~25日のマロウの様子です。
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8月21日(木)
体重 1.5kg
体温 40.2~40.0℃
排便 なし
食事 36kcal(ドライ、ウェット、カロリーエースプラス)
投薬 ステロイドのシロップ1.0ml
猫トイレ以外のペットシーツでのおしっこが増えるが、仕事から帰ると玄関まで来てくれる。
食事量は60kcal台だった前3日よりさらに落ち、シリンジ給餌を考えるが、カロリーエースプラス3mlにとどめる。
夜、リビングより寝室で一緒に寝たいようなので、ベッドの上にペットシーツを敷き詰める。
私が寝室に行くと、マロウも立って不安定な足どりで、踏み台経由でベッドに上る。
チュパチュパ、なでなでし合いながら寝る。
8月22日(金) 通院
体重 1.5kg
体温 40.4~39.6℃
排便 1回(硬め、少し)
食事 47kcal(ドライ、ウェット、猫用牛乳)
投薬 ステロイドのシロップ1.0ml
起床時、ベッド上のペットシーツに、コロコロのうんち1回(3個)、おしっこ1回。
午前中に通院。
病院では、視診・触診を兼ねて先生になでられ、家にいるときよりしっかりして見える。
「ちょっと体重が減りましたね・・・」
「食欲がまた2段階ほと低下して、強制給餌も考えたんですけど・・・。口が小さくて難しいので、粉ミルクかカロリーエースでないと無理なんですけど、嫌がるので、昨日は1mlのシリンジ3回で止めました」
「強制給餌は、猫ちゃんにも飼い主さんにも負担が大きいですから。するなら鼻からチューブを入れたほうが楽ですけど、そこまでするかは・・・」
「ええ、できるだけ食べるものを、食べるタイミングであげてみます」
インターフェロン注射(10回目)、皮下輸液。
夕方までほとんど食べず、私が茹でとうもろこしを食べようとしたら、鼻をくんくんさせて立ち上がり、自分も食べたがる。
元気だった頃に齧られたことがあるので、お腹の具合は心配だけれど、食欲喚起のきっかけになるならと数粒食べさせる。
夜、眼がうるんで見える。
8月23日(土)
体重 1.5kg
体温 40.8℃
排便 なし
食事 65kcal(ドライ、ウェット、猫用牛乳)
投薬 ステロイドのシロップ1.0ml
起床時、ベッドのペットシーツの上でおしっこ1回。
朝、マンションのインターホンカメラのデジタルTV対応調整、消防設備立ち入り点検。
「猫の具合が悪いので、静かにお願いします」と言う。
食欲は少し戻る。
8月24日(日)
体重 1.4kgに減少
体温 40.5~39.8℃
排便 1回(硬め、少し)
食事 66kcal(ドライ、ウェット、焼かつお)
投薬 ステロイドのシロップ1.0ml
起床時、ベッドのペットシーツの上にコロコロのうんち1回(3個)、おしっこ1回。
やはり、眼がうるんで見え、視線が微妙に合わない感じ。
傍にいると、チュパチュパしたがって膝によく乗る。
夕方、ベランダで水やりしていると、寝ていた場所から立って、ガラス越しにこちらを向いていたので、抱いてベランダに出て外の景色を見せる。
食べたのは、15時過ぎから深夜にかけて、前日と同程度。
このところ自分から水のお皿に行くのが減ったので、ごはんと同じく水のお皿も運んでいたけれど、夜~深夜、ごはんのあと、自分で水を飲みに行く。
8月25日(月)
体重 1.4kg
体温 41.3℃
排便 1回(硬め、少し)
食事 77kcal(ドライ、ウェット)
投薬 ステロイドのシロップ1.0ml
起床時、ベッドのペットシーツの上でコロコロのうんち1回(4個)、おしっこ1回。
チョロQを動かすと眼で追うが、ぼんやりとした表情。
傍にいると、膝に上ってチュパチュパする。
何度か自分から水を飲む。
食事量は、前に食べなくなったヒルズのキトン缶をダメ元で出したところ食べ、前日より少し増える。
*
上記の5日の間、FIPの猫ちゃんを支えたブログを2つ読みました。
らどたんさんのブログ「灰まみれ」の、FIPウェットタイプを発症したアッシュくんの闘病記(2013年7月~10月)からは、同じ1人と1ニャンという生活のなか、日々どのような思いでアッシュくんを支えられたかが、ひしひしと・・・。
管理人のみ閲覧できるコメントを入れ、アドバイスのメールをいただいて、切迫するいっぽうだった気持ちが、少し落ち着きました。
FIPドライタイプを発症したこけ助くんの闘病(2012年11月~2013年1月)を描いた「ロシアンブルーこけ助の闘病マンガ」(全33話)は、FIPという病気を知らない方にも、その厳しさがわかり、こけ助くんを支えたパパ・ママの思いが伝わってきます。
マロウもドライタイプで、7月18日に元気消失、20日には高熱と食欲低下、25日には意思と関係なく前足がいきなり上がるという神経症状が出て、今も熱は下がらず、食欲は段階的に落ち、懸命に歩く姿はマンガの中のこけ助くんのよう。
昨日、病院で診ていただいところ、気になっていた眼の様子も、やはりFIPドライタイプの神経症状で、はっきりとは見えていないだろうとのこと。
これから、さらに症状が進行して失明したり、激しい痙攣が起きたりしても、うちは1人と1ニャン。
私がしっかりしなければ・・・と思いながらも、ミントとパセリの写真に向かって、
「ミンちゃん、パーちゃん、マロウに力を貸してあげて。マロウじゃなくて、ウイルスがまいるように力を貸して。ごはん食べるように言ってあげて。まだ4ヵ月齢だよ」
と手を合わせていると、寝ていると思ったマロウがいつの間にかすぐ後ろにいて、慌てて涙を拭ったり。
毎晩、ステロイド(ピンク色の甘いシロップで、苦い錠剤よりはマシなのだそう)をシリンジで投与しても、私を嫌わずにいてくれる小さなマロウを心配させては・・・と反省しています。
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コメント
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私も毎日マロウ君の事を祈っております。
投稿: やよいちゃん | 2014年8月27日 (水) 20:47
>やよいちゃん
いつもありがとうございます。
右乳房に気になるしこりがあったので、予約外で受診してきました。
今は入院なんてできないし、嚢胞の大きいのということで、早めに診てもらってよかったです。
投稿: まちこ | 2014年9月 2日 (火) 04:31
まちこさん こんばんは。
FIPという病気も知らず、マロウくんの様子を読んで泣いてしまいました。
今はただ祈るしかありません
マロウくんの回復を願い心からお祈りしています。
投稿: のりっち | 2014年9月 3日 (水) 22:02
>のりっちさん
ありがとうございます。
日本の飼い猫の半数以上がコロナウイルスの抗体を持っている(感染したことがある)といわれますが、そのウイルスが体内で突然変異すると、こんなに怖いFIPになってしまう。
私も初めて身近で体験しました・・・。
投稿: まちこ | 2014年9月 4日 (木) 21:16