エリスロポエチン再開
昨夜、輸液後のパセリ
目がぱっちりしていると、気分がよさそうでうれしいです。
今朝は「焼魚定食 まぐろに焼しゃけのせ」を9g食べ、
食後は水を飲み(右前脚の上のたぶたぷは、昨夜の輸液)、
晴れたのでベランダに出て、レモンバームの匂いをかいで、ちょっと味見。
昼は、キドナ5gと薬のシリンジ給餌のあと、お昼寝。
夕方は、昨日が祝日で休診だった動物病院に行ってきました
先生に伝えたのは、
- 食べる量がまた少し減り、歩行もゆっくりで、だるさが増しているよう。
- トイレの際も、ペットシーツの中央まで行かず、腰の下ろしかたが浅くなり、おしっこが外にもれてしまう。
- おもに抱き上げたとき、コホッ、コホッと毛玉を吐く前のような咳をする。いつも抱いてシリンジ給餌している。
- 体重は2.3kgだが、抱くと重い感じがする。
BUN、Creが上昇? PCVも低下? 咳は、抱いて強制給餌することへの反応? 誤嚥? 輸液の入れ過ぎ? 心臓?・・・という疑問は言わなくても伝わって、血液検査とレントゲンをしていただくことに。
採血は、私が頭を支えながらなだめるので、腰を保定する動物看護士さん、後脚から採血する先生さんに「シャーッ」とは言いましたが、無事終了。
その後、バックヤードでのレントゲン撮影のため、キャリーに戻したパセリを預け、私は待合室に。
5分待ち、10分待ちする間に、奥から猫の声が「ウオー、ウオー」とし始め、こういう場合は違う声かもしれないし・・・とだんだん不安になって、
「あの、すみません。あの声、パセリですか?」
と受付にいた動物看護士さんに聞くと、
「違いますよ。入院中の猫ちゃんが、ごはんくれーって。パセリちゃんはおとなしくしてますよ」
でも、20分経って診察室に呼ばれると、
「レントゲンは撮れませんでした。横になってもらわないといけないんですが、肩に触ると『シャーッ』といって、無理をして心臓に負担をかけてもいけないので。熱はありませんし、白血球も上がっていないので、誤嚥ではないと思います。静脈点滴じゃないので肺水腫でもないと思いますが、少し輸液が多かったかもしれませんし、PCVも14%なので、またエリスロポエチンを打ちましょうか。今日は輸液はお休みして、明日また100ml入れてください。脈も病院だから早いのかもしれませんが、お家でもみていてください」
BUNは105.3、Creは7.1、Kも5.3に上昇していて、
心臓の負担や頻脈は、カリウムのことか・・・と思いながら、
「やっぱり静脈点滴したほうがいいんでしょうか?」
と、また。
「パセリちゃんの場合は、○○さんがいないと日帰り入院も難しいと思います。おうちで静脈点滴することもできますが、ケージに閉じ込めたままになるのでストレスもたまるし、治らない病気ということを考えると、どうしてあげるのがいいかですね」
目が不自由になってもベランダに出て、太陽の温もりと植物の匂いを感じ、数値的には食欲廃絶していてもおかしくないのに、「おいしいごはん」を少し食べるのを楽しみにしているパセリを思うと、やっぱり家で過ごすのがいいんだよね、とブレそうになる自分に言い聞かせ・・・。
帰宅後は、口元に運んだキドニーキープをほんの少し食べ、「焼津のまぐろ 本ガツオ入りまぐろとささみ」をまた少し。
リン吸着のサプリには、レンジアレンを使っていましたが、パセリが気にするので、今週(火)からカリナールに変更しました。
採血とレントゲン拒否で負担をかけたのに、かわいそうだけれど、エリスロポエチンを打っても栄養不足だと造血しないと思って、夜もキドナ5gと薬のシリンジ給餌。
そのあと、モンプチクリーミースープを薄め、カリナールを入れたのを少し。
エリスロポエチンは、12月25日~1月4日に4回打って、PCVが19%から25.5%に上がり、ずいぶん楽になったようでした。
前回もそうでしたが、初めは週に3回、その後は効果が出るまで週に1回打つということで、来週(月)(水)も通院です。
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コメント
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まちこさん、こんにちは。
パセリちゃん、かわいい。超カワイイですわ。なんていう美人ちゃん。
体重は不自然に増えている場合は、胸に水が溜まっていることも心配されると思います。ひどくなると呼吸がはやくなったり(呼吸が早くなる原因はほかにもいろいろとあるようです)、本当に酷くなるとチャポチャポいうようです。レントゲンが無理でも、聴診でわかる場合もあるようです。
グルグルしますよね、本当に。悩むことが看病なのか、と思うほど悩んでしまうと思います。
猫は悩んでくれる人がそばにいることが当たり前だと思っていましたが、福島に取り残された猫や動物を想うと、それは猫にとっては本当にシアワセなことなんだと実感するようになりました。思いやって傍にいてくれる人がいる猫は、それだけで幸せちゃんだと思います。
腎不全はいろいろな弊害が出てきて、猫が辛そうに見えてきて飼い主さんは辛いのですが、看病という時間が持てる病気だと思います。看病なんてしたくなかった、少しでも苦しめたくなかった…とも思うのですが、ちゃんと手を尽くしてあげられる病気だと本当に思います。
入院させて攻めの治療をするのか、まったりを優先するのかなども本当に迷うと思います。それを考えて見守っていくことが腎不全の看病で、まちこさんは本当にそれを実践されていると感じます。
ゴハンの工夫、日向ボッコ、パセリちゃんの写真…本当に大事にされているパセリちゃんを見て心が温かくなりました。
投稿: じいや | 2014年3月23日 (日) 11:13
じいやさん
ありがとうございます。
大先達(修験道みたいですが)のじいやさんにそう言っていただくと、本当にうれしいです。
私も「パーちゃん、かわいいねー。美人ちゃんだねー」とよく言ってます
体重は家でも輸液前にはかってますが、ここ数回、病院で測定したときも2.3kgだったので、変わっていませんねと言われました。
でも、週1回の通院で、変化が大きい末期に素人が毎日輸液しているので、胸水も懸念事項です
今日はお昼過ぎに輸液をしたあと、パセリの胸に耳を当てて数え、呼吸数は23回/分、脈拍は136回/分でした。
今はスヤスヤと寝ています。
そうですね、福島に取り残された動物や、保健所・動物愛護センター等で殺処分される犬や猫のことを思うと、傍にいて心配される/する、看病される/することは、パセリにとっても私にとっても、幸せなことだと思います。
迷いや後悔、これからもいっぱいありそうです。
ありそうですが、パセリの体や心と相談しながら、大切なパセリをできるだけ大切にしていきたいと思います。
じいやさんや多くの先達の皆さんが、そうだったように・・・。
投稿: まちこ | 2014年3月23日 (日) 15:43