ステロイド再開
少し大きくなった肥満細胞腫を抑えるため、7日(金)からステロイドの服用を再開しました。
昨年11月末から、しばらく飲んでは休薬してきたステロイド。
今は口内炎(ドライやウェットを食べると口内が痛いようで、口を大きく開けて前脚で掻こうとする)にも効いてくれるとよいのだけれど・・・。
パセリが自分で食べる分のカロリーも減り、11日(火)からは腎疾患用・高カロリーのキドナ5g(25kcal)を1日2回に。
1回目は、エナカルド、ステロイド、レンジアレン、乳酸菌入り。
2回目は、ガスター、レンジアレン、乳酸菌入り。
キドナ1:ぬるま湯1の割合で溶いたものに薬を混ぜ、吸い上げたシリンジと蒸しタオルを用意して、パセリの首にエプロン代わりのタオルを巻いてクリップで留めると、
「ニャーン」(いやー)
と言いますが、体を立てた抱っこの姿勢でシリンジの先を口角に挿し込み、少し流し入れて抜き、飲み下すのを待って、「えらい、えらい」と頭をなで・・・を繰り返し。
最近では、ほとんどこぼさずに飲めるようになり、自分でドライやウェットを食べたあとのような痛みもなさそうなのが幸い。
お皿をソファに持っていくと、
「ニャー?」(ごはん?)
と起き上がるパセリには、まだ食べる=生きる意思がありますが、末期腎不全による倦怠や吐き気、口内炎で少量しか摂れず、ペーストタイプなら食べやすいかと、アイシアの「15歳からの健康缶」も出してみたけれど、これは撃沈。
パテタイプのスペシフィックFKWやアニモンダニーレンも食べず、この2つは腎疾患用なのでシリンジ給餌してみましたが、キドナと同じカロリーを摂ろうとすると量が多く、保定と給餌に時間もかかり、舌ではじき出す量も多いので断念。
強制給餌・・・と思うと、今もつらいけれど(目が見えなくなってからはよけいに)、食べたいのにあまり食べられないパセリに、味はともかく、効率よく、負担も少なく、口の中が痛くないもので栄養補給をしていると思うと、まだ救われます。
あとはパセリがおいしいと思うものを、QOL向上と食欲喚起の目的で。
「15歳からの黒缶パウチ」も飽きてきたようなので、
「パーちゃん、大西洋のまぐろだよ。太平洋じゃないよ」
1缶(70g)273円のアルモネイチャーは、残念ながら、ほんの味見程度。
「それじゃ、黒缶パウチの前に食べてた焼津のまぐろは?」
昨年のパセリの医療費(療法食は除く)は、約26万円。
今年は2月末までで、すでに6万8千円。
人間に生まれていたら、もうすぐ大学2年生になろうかという年齢なので、学費よりはまだまだ安いと思っていますが、
「高いごはんより、こっちのほうがおいしいよ」
とつつましいパセリです。
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