エリスロポエチン再開(3)
3回目のエリスロポエチンを打ちに、今日もパセリと動物病院へ。
咳は出なくなりましたが、自力で食べるごはんは15~20kcalに。
「お皿を持っていくと興味は示すし、食べるときもあるんですけど、ごく少量です。1日2回のキドナで60kcalは補給してるので、痩せてはいませんけど」
すると、先生が奥に消え、
「失礼しました」
と、温めた退院サポートと腎臓サポートに、またたびをかけた小皿を持って現れ、パセリが匂いをかいで、口をくちゃくちゃさせたのを見て、
「食べてみたいけど、お口が痛いという感じですね」
「はい。食後に口をひっかこうとするときも、まだありますし」
「ひどくなると、水を飲んでもしますね」
「それもたまにあります。キドナを飲むときも、口をカクカク、ギシギシさせたり」
対症療法としては、
- ぺリアクチンの副作用で食欲増進を図ってみる。
- 口内炎の緩和のため、肥満細胞腫の退縮のために飲んでいるステロイドより、少し強いステロイドを注射してみる。
1の場合、口内炎そのものが緩和されるわけではなく、口が痛いまま食欲を増進させるのもどうか・・・ということで、今回はお尻の右側にエリスロポエチン、左側にステロイドを注射。
なので、ステロイドのシロップは、また休薬。
次回は1週間後の水曜だと思ったら、エリスロポエチンを打ち始めたのが土曜なので、そこから数えて1週間後ということで、
「今週土曜は来られますか?」
「あ、はい」
病院に行くとき、
「パーちゃん、今週は隔日で通院して大変だったけど、あとは来週まで行かないからね」
と言ったので、帰宅途中、
「ごめんね。あとは来週って言ってたけど、ウソついちゃったね。パーちゃんは、『シャーッ』も言わなかったのにね」
これは、朝のキドナと口直し。
左の10mlのシリンジ(ワンラック注入器。いつの間にか目盛は消滅)は、キドナ(6g)を少量の温水で溶き、ニュートリプラスゲル(1g)、ステロイドのシロップ(1ml)、エナカルド(1包)、ガスター(1包)、カリナール1と2(付属スプーン1/2ずつ)を混ぜたもの。
右の2.5mlのシリンジは、「モンプチ15歳以上用クリーミースープ」のスープ部分を薄めたもの。
先にスープを少し、そのあと、キドナ、キドナ、スープ、キドナ、キドナ、スープ、キドナ、キドナ、スープという感じで、話しかけながら、少しずつ飲ませます。
立てた膝と胸の間に抱いたあとの頭の保定は、左手で頭部を斜め下から支える感じ。
頭を上からつかまれたら嫌だろうし、このところテレビで何度か見た「ユマニチュード」の介護メソッド(人間用)でも、上からつかまず、下から支える・・・みたいなことだったので。
長年、療法食を食べていたパセリですが、流動食のキドナは、腎不全用で高カロリーなので使っているものの、形状も味もこれまでの療法食とはまったく違い、できればおいしいものを・・・と思わない日はありません。
今朝の「フォルツァ10」は1gしか食べず、夜の「11歳からの焼津のまぐろ」は何度も口元にお運び。
注射の効果が出て、もっとおいしく食べられるようになるといいね。
« エリスロポエチン再開(2) | トップページ | 痛いの痛いの飛んでいけ »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント