小走り
昨日、パセリを動物病院に連れていきました。
土曜からの様子を話したあと、先生がパセリの顔を包むように手をかざし、器具を使って目を覗き、診察室の床を歩かせてみて、
「あまり見えていないようですね」
「今朝こちらに来る前、トイレまで小走りで、どこにもぶつからずに行ったので、少し見えるようになったのかと思ったんですけど」
「この土日で慣れたのかもしれません」
詳しい検査は、鎮静剤や麻酔を使わないとできず、今のパセリには負担大。
腎性高血圧が原因と仮定して、降圧剤を増やすにも、血圧をモニターしながら量を加減するのが難しいとのこと。
結局、今の治療を続けるしかなく、
「お家の中で危険がないようにしてあげてください」
その他、自発的に食べるのが、ドライの療法食・総合栄養食、ウェットの一般食を合わせて60~70kcalなので、あまり無理のない範囲での栄養補給についても相談し、2.5mlのシリンジ(流動食用)と同じシリンジの先を切って筒状にしたもの(ソフトタイプ用)をいただきました。
昨夜は、皮下輸液前に腎疾患用経腸栄養食のキドナ5gを少量のぬるま湯で溶いて、リン吸着剤のレンジアレンも入れ、シリンジで給餌。
溶くときの容器とシリンジ、口角に周りに付いた分を除いて、キドナ約3gとして、約15kcalを追加補給。
ドライフードは、数日前から密閉できる袋に小分けし、茶こしパックに入れた煮干しでにおい付けしているので、出してすぐは食べますが、お皿に残ったフードにまたたび粉をかけると、においにつられてまた食べるので、
「ほんのちょっとなんですけど、毎日使うのはよくないですか?」
「いいですよ。食べるほうが大事ですからね」
ということで、今日もほんの少し使用。
今日の午後、いつもの散策相手が来て、
「パーちゃん、どう?」
「トイレには小走りで行けるようになったよ。帰りはちょっと迷ったように立ち止まったり、一度トイレに戻って、そこからやり直すときもあるけど、ちゃんとソファまで戻ってくる」
「小走りっていうのが、すごいね」
「うん。昨日、私がお風呂に入ってるときも、いつのまにかガラスの向こうに座って待ってた。今日は私がベランダに出てホースを引き出してたら、窓のところまで来て、どうしようかなって感じで出てきたし。そのあと、『アーオ、アーオ』って言ったのが、『ここも見えない』だったのか、『寒い、寒い』だったのかはわからないけど、先にひとりで部屋の中に戻ったよ」
その後、急に見えなくなったのが自分たちなら、リビングのソファから洗面所のパセリのトイレまでまっすぐ行けるかということになり、交替で目を閉じて試してみましたが、
「もっと右、ぶつかる」
「あ、ほんとだ。土日のパーちゃんはこんなだったよ」
これまでと同じようにソファに座っている様子、そこから下りて小走りでトイレに行くところ、ティッシュの箱の上に置いたお皿でフードを食べたり、水を飲んだりするのを見た散策相手が、
「こうしていると、見えないように見えないね」
と言ったので、
「うん、人間なら、まだ『なぜ?』とか『これからどうなるの?』って段階で悲嘆してるかも」
今日は、この1週間ではいちばん多くドライを食べそうで、エナカルドとガスターと乳酸菌を入れたモンプチクリーミースープ15歳以上用も15g完食したので、キドナは無理せず1.5gだけ。
皮下輸液は、500mlのパックの最後の100mlを入れるところ、途中で動かれて針が抜け、少し残ってしまいましたが、これも無理せず、明日少し早めに新しいパックで入れたいと思います。
時節柄、私は土曜~今日まで在宅作業(ちっとも捗らず・・・)でしたが、仕事に行けば会議等で帰りが遅い日もあり、パセリは留守番。
パセリを信じて、行くしかないか・・・と思っています。
↑輸液後、眠くなってきたパセリ
コメント
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マウスでパーチャンをいっぱいナデナデしています。
投稿: おたま | 2014年2月17日 (月) 21:58
おたましゃま
いっぱいナデナデしてやってください
投稿: まちこ | 2014年2月20日 (木) 21:37