薬が減りました
今日も雪のなか、毛布とカイロで防寒したパセリをキャリーに入れて、動物病院に行ってきました。
「どんな感じですか?」
「食欲と元気は少し戻ってきました。フードは多いときで100~120kcalは食べられるようになりました」
と答えたあと、体重測定と血液検査。
キャリーから出して診察台に乗せたとたん、「ニャオー」(キャリーに戻るー)と動き回ったので、
「2.4~2.5kgですね。前は2.2kgに減ってましたから、増えましたね」
12月25日からほぼ半月ぶりの血液検査の結果は、
BUN 97.0→90.2 基準値17.6~32.8
Cre 6.3→ 4.8 基準値0.8~1.8
P >15 → 11.9 基準値2.6~6.0
PCV 19.0→24.3 基準値32.0~45.0
BUN、Cre、Pは、まだまだ高値ながら、少し減少。
前回の検査で20%を切っていたPCVは、エリスロポエチンを4回打ったところで上昇傾向。
「15%を切ると危険ですが、エリスロポエチンに反応してくれましたし、これはヒト造血ホルモン剤ですから、いったん打ち切りましょう」
11月末に発覚し、高齢なので規定の半量のステロイド剤を内服していた肥満細胞腫(皮膚型)も、いちばん大きかった左耳介入口の腫瘍をはじめとして縮小し、
「かなり小さくなりましたし、これで6週間飲んでもらったので、いったん打ち切りましょう」
受診した日は、皮下輸液と一緒にビタミン剤も入れるのだけど、昨日は私が帰宅した時間が遅く、今日は受診した時間がいつもより早くて、昨夜の輸液がまだ吸収されきっていなかったので、
「これを単体で打つと沁みて痛いので、お家で点滴するときに一緒に入れますか」
「はい」
「チューブの部分を消毒して乾いてから、刺してください」
「わかりました」
ということで、今回は点滴セットと一緒にビタミン注射ももらってきました。
自宅での輸液は、パセリを緊張させないため、普段寝ている場所から移動させずにしています。
他に保定する人もいないので、パセリが夕ごはんを食べ、トイレを済ませる間に、人肌くらいに温めた点滴パックを吊るしてセッティング。
「点滴しようね」
となでたあと、肩甲骨の間をつまんで針を刺し、液を流し始めてからも、保定というより喉や背中をなでながら、パセリが動いて針が抜けないように。
今日は途中で、点滴のチューブにビタミン注射を刺して、痛くないようにゆっくり入れましたが、終わるまでじっとしていてくれたので助かりました。
このところ、病院に行くと、保定が必要な細胞診や採血、エリスロポエチンの筋注があって、「シャーッ」が多かったパセリですが、次の採血までは「シャーッ」は言わずに済みそうです。
ところで、このところ、パセリが食べそうなものをネットやお店で探していて、昨年10月に日清ペットフードの国産療法食ブランド「JPスタイル ダイエテティクス」から、猫用腎臓病対応療法食「キドニーキープ」が発売されたことを知りました(→ニュースリリース)。
動物病院向けなので、プリントしたものを持参し、よさそうなフードなら取り寄せてほしいとお願いしたので、次回はそれも楽しみ。
今週6日に腎臓内科に行ったとき、私も貧血の薬2種類がいったん打ち切りになりましたが、腎臓病に寒さは大敵なので、引き続き気をつけたいと思います。
コメント
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自宅での点滴はストレスも無く良い方法ですね。
大変だけど頑張ってくださいね。
私も以前自宅で点滴や、インスリン注射を打ったり、皮下注射したりしていたので苦労?はわかります。
( ゚ー゚)ノ)"ガンバレ
投稿: のらデジ | 2014年1月11日 (土) 06:16
のらデジさん
ありがとうございます
点滴が週1回のときは通院でしてもらっていましたが、毎日必要になったので、自宅に切り替えました。
それでも毎週の通院は欠かせないので、寒さで体調を崩さないようにしたいと思ってます
のらデジさんも猫ちゃんたちも、気をつけてくださいねー
投稿: まちこ | 2014年1月11日 (土) 11:21
パセリちゃん頑張ってますねよかったです。
これからもっと寒くなるので「まちこさん」も御自愛を
投稿: さみどり | 2014年1月12日 (日) 17:19
さみどりさん
ありがとうございます。
4日ほど続けてよく食べたと喜んでいたら、また食事量が減って、この休日もいそいそと給仕係です。
少しずつでも食べてくれるとうれしくて、「えらいね、えらいね」と褒めていますが、支えるほうが支えられています
投稿: まちこ | 2014年1月13日 (月) 03:07