いきんで吐く
昨日は週1回の動物病院。
先生にお伝えしたのは、
- 先週、キドニーキープの試供品をいただいて、17日~21日までは25gをほぼ完食、その後は半分ほど残すようになった。
- 先週よりも、声が大きく、小走りで動くことが増え、椅子やケージに飛び乗ったりもした。
- ステロイド剤を再開して、胃液を吐くことがなくなった。
- この3日間、お腹のマッサージをしても排便がない。
ということ。
体重は、2.4kgで変化なし。
前夜遅くに私が入れた皮下輸液がまだ残っているということで、病院では輸液をせず、週1回のビタミン注射は自宅で加えることになりました。
2週間ぶりの血液検査の結果は、
BUN 98.1
Cre 5.1
P 13.0
PCV 25.5
で、下がってほしいBUN、Cre、Pは、前回よりも上昇。
結果が出て、また診察室に呼ばれたとき、
「少しでも下がっていたら、よかったですねって言うんですが・・・。この場合は、Cre4.8が5.1に上がったといっても、わずか0.3ですからと言います。数値よりパセリちゃんが元気に見えることを大事にしましょう」
と言われ、
「そうですね。・・・でも、このBUNの数値だと、やはり入院して静脈点滴したほうがいいですか?」
と聞くと、それで大幅に数値が下がるとは言えず、パセリの場合、入院させることで今ある元気や食欲がなくなってしまう恐れもあるとのこと。
医療としてできる最大限の内容と、各人・各動物のQOLを考えて選ぶ内容は、同じとは限らない・・・これは、肥満細胞腫が発覚した2ヵ月前にも、自宅で皮下輸液を始めた1ヵ月前にも、何度も考えたことでした。
でも、下がらない数値を見たり、パセリが少し元気そうな様子を見せたりすると、このタイミングで静脈輸液をしたら・・・と気持ちが揺れます。
9年前、パセリと同年同月生まれのミントが原因不明の食欲廃絶に陥ったとき、何度も入院させ、静脈点滴や経鼻カテーテルを入れたのは、これを乗り切れたら、まだまだパセリや私と一緒にいられる・・・と思ったから。
出勤前にミントに面会し、お昼過ぎに動物病院からの電話で職場から急行して、数時間後に病院で看取った日のことを考え、20歳前のパセリに同じ無理はできない・・・と思ったことを先生の言葉で思い返しました。
3日間排便がないことについては、
「トイレでいきんだときに吐いたり、倒れたりすることがあります。出口まで来ている場合は指で取れますが、油を舐めさせるなどして様子を見てください」
とのことでしたが、今夜ようやく洗面所のトイレで排便姿勢に入った(ペットシーツをガサガサいわせた)パセリが、しばらくして後ろ足を「がに股」にした状態でリビングに戻ってきたので、
「固くて出なかった? 出る? いいよ、ここでいきんで」
と言うと、その場でいきんだ拍子に、少し前に食べたキドニーキープを吐き戻し、ふらついたところを支えると、またいきんで、中4日なかった便通がありました。
その後、いったんソファ上のベッドに戻ったのでお腹をマッサージし、しばらくするとまたトイレに行って早く戻ったので、おしっこかと思ったら、無事に残りも出ていました。
いきんで吐いて疲れたよね・・・と思いましたが、声も表情もしっかりして、水を飲み、今は丸くなって寝ているので、明日は今日吐いた分もしっかり食べてくれることを期待して。
来週、動物病院に行ったら、便が固くなり過ぎないうちに対処できるよう相談するつもりです。
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コメント
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パセリちゃん排便できて良かったですね(^^)
昨年夏、私も運動不足と水分不足で大変でした(#^^#)
本当の大変は排便後・・・ヘルペスができました(暑いのと歳のせいで体力低下が原因との事)
パセリちゃんも「まちこさん」も頑張ってね、遠い空の下で応援してますよ(^^)
投稿: さみどり | 2014年1月28日 (火) 14:45
さみどりさん
ありがとうございます。
昨年夏、さみどりさんも大変だったのですね。
現状は楽観できないし、いろいろ考えるとつらいのですが、パセリの気持ちを考えながら、できることを・・・と思っています。
投稿: まちこ | 2014年1月29日 (水) 03:21