全摘術後2年8ヵ月
このところ、パセリの記事ばかりでしたが、今日は私が3ヵ月ごとのがん医療センター(乳腺外来)の診察日。
昨日、寒い会議室で長い会議があったあと、車の雪下ろしをして帰る頃から、くしゃみ・鼻水が出始め、いまだ止まらず
いろいろな状態の方がいらっしゃる待合で、くしゃみ・鼻水は顰蹙なので、マスク2枚重ねで座っていました。
待ち時間は1時間15分ほどで、ほどよく昼寝
診察室では、
「どうでしたか?」
「とくに変わりありません」
「H大には先月行ったんだったかな?」
「はい、インプラントはきれいに入ってますって、また言われました」
「(術部周辺の)痒みのほうは?」
「相変わらずで、H大で診ていただいたときも、接触性皮膚炎で治りにくいけど、ステロイド軟膏を塗ってみてくださいって言われました」
「薬はまだある?」
「はい」
「あまり塗り続けると、皮膚に着色するからね」
「はい、4~5日塗ったら、同じくらい休んでます」
「次のH大は?」
「6月の第1週です。仕事を休んで行って一日がかりですけど、年2回なので・・・」
「長く待って、ちょっと?(笑)」
「はい、往復時間と待ち時間は長いですけど、ちょっと(笑)」
「執刀した患者さんは診たいから」
「はい、そう思ってます」
今日はもともと問診と左乳房の触診のみ。
2年8ヵ月前に皮下乳腺全摘術を受けた左は、中味がインプラント、外側(乳頭・乳輪と皮膚)が温存で、同側で再々発するとしたらその部分ですが、触診による腫瘤はなし。
次回4月中旬は、右のマンモグラフィ、左右のエコーをして、3年前にクリアできなかった術後3年が今度はクリアできるか・・・という診察です。
ともあれ、同じがん医療センターでも、他の部位の先生と比べて、いつも数倍の患者を抱えている先生がお元気そうで、「4月には、僕はいないんだけど・・・」などという話もなかったので一安心。
会計をしにロビーに行くと、私の前に診察を受けた患者さんがいて、センターのある別館から本館を出るまで歩きながら話をしました。
「待ち時間は長かったけど、早かったね」
「何もないと早いし、何かあると遅い(笑)」
「ほやね、早いほうがええわ」
「私、大阪の病院にも行ってますけど、あっちと比べたら、こっちの待ち時間はまだマシと思うようにしてます」
という話から、どんな手術をしたかという話になり、私が初発で部分切除、再発で皮下乳腺全摘とインプラント再建と言うと、
「大阪で? ここではできんかったの?」
「がんはここで手術しましたけど、2年8ヵ月前はまだインプラントが保険適用外で、県外に行くしかなくて。今は保険適用になって、ここでもできるようですよ」
「私は温存やけど、えぐれてしもて、左右ぜんぜん違うわ。主人にも見せたことないし、温泉にも行ってない。もう年も年やで仕方ないと思うてるけど、若い人は再建したほうがいいわ」
「うーん、私もどうしようかと思ったんですけど、あとで再建したくなるかもしれないから、それなら同時にしとこうかと思って。大阪の病院には、術後しばらく経ってからの方も、私より年上の方もいらっしゃいますよ」
「それでもまだ若い人やろ?」
「60代、70代かなって方も」
「へえ」
他の部位をドナーにしないインプラント再建も、寒さやくしゃみで、剥がして持ち上げた大胸筋がピリピリと痛んだりしますが、肩甲骨の間に使い捨てカイロを貼るとラク。
今夜は、パセリの皮下輸液も、途中でくしゃみ・鼻水が出そうだったのでマスク着用で。
病院に行けば患者、自宅ではパセリのナース役で、先週金曜に動物病院に行ってからは、針刺しもわりと順調です。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント