入替術後1年半
2011年5月に皮下乳腺全摘術+エキスパンダー挿入術を受け、12月にインプラントへの入替術を受けてから1年半。
昨日、半年ごとの形成外科の診察を受けに、大阪まで行ってきました。
いつもの散策相手がドライブを兼ねて同行することになり、8時半過ぎに出発
3時間弱で病院に着くと、形成外科の前のソファには順番待ちの患者さんがズラリ。
この病院では、各科の外待合に番号を表示するシステムがいまだになく、メモを片手に看護師さんが出てきては、中待合に進む人を5人ずつ呼びます。
すると、呼ばれなかった人も腰を上げ、
「××ですけど、あと何人目ですか?」
「△△ですけど、何時頃になりそうですか?」
と次々と尋ねるので、私もついでに・・・とばかり、
「12時の予約の○○ですけど、昼食がまだなので、行ってきてもいいですか?」
「○○さんは・・・14時くらいになりそうなので、どうぞゆっくりしてきてください」
で、今回は最上階のレストランで食事してきました。
その後、診察室に入ったのは14:00、隣室で診察していた先生が来られたのは14:10でした。
「入替から1年半、最初の手術からは2年ですね」
「はい」
「乳がんのほうは、○○先生に診てもらっていますね?」
「はい。先月の検査では、半年前と変わりありませんでした」
という前置きのあと、脱衣して診察。
「とても柔らかい状態で入っています。バランスもいいですね」
「ありがとうございます。姿勢によってはインプラントにシワが寄っているように見えるので、皮膚が拘縮してるのかと思ってました」
「それは皮膚が薄いからで、拘縮はしていません」
それから、撮影と次回の予約。
「遠くから大変でしょうけど、半年に1回は診せてください」
「はい、診ていただくと安心ですし」
仕事を休んで、片道3時間、待ち時間が2時間、診察は6分で、くたびれてはいましたが、診療費(210円)より交通費のほうがずっと高いので、帰りは滋賀県の多賀大社に寄り道。
散策中、キャップを閉めて入れておいた飲みかけのペットボトルのコーヒーが、バッグの中で倒れ、漏れて底に溜まっているのに気づきました。
「あー、またやっちゃった」
2008年の手術は部分切除で、腕には何の支障もありませんでしたが、2011年の局所再発で皮下乳腺全摘と乳房再建をしてからは、腕の力が格段にダウン。
今でも、1日2時間以上運転する自信はなく(通勤時間がそのくらい)、フタを閉めてもきちんと閉まらず、持ったものを落とすこともたびたびです。
術創は、盛り上がりも赤みもなく、初発の術創(よくよく見ないとわからない)に近づいていますが、再建部位の触覚や術側の筋力の回復は、ずいぶんマシになったとはいえ、まだまだ。
コーヒーでシミができたバッグは、裏が布地、表がビニール加工なので、帰宅後に裏返して漬け置き洗いしてみたら、目立たない程度になりました
コメント
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スカイレストラン確か・・リーガロイヤルが入ってるのですよね。
私、その下の8Fだったかな、(なぜか)小児病棟に入院してまちた。とほほ。7年前です。
見舞いに来てくれた人が嬉しそうにスカイレストランに行ってきたというので羨ましかったです。
友人の肺の術創を見せてもらいましたが、老眼鏡掛けても分からないくらいきれいなのですね。
友人とほぼ同時期に盲腸を切った私のほうはケロイド状で赤くもりあがっとります。とほほ。あ。これは5年前です。
投稿: おたま | 2013年6月 7日 (金) 22:57
おたましゃん
スカイレストラン、お見舞いらしい人でいっぱいでしたよ。
窓側のテーブルが空くと、みんなそちらに移ってました。
バスで行くと、正面しか見えないタロウさん、背中にあんな刺青があったんですねー
お腹の皮膚は、何かすれば動くし、中から圧力もかかるから、痕が残りやすいじゃないかな。
でも、おたましゃんの場合は、きっと術創さえも美しすぎるのでは・・・と思ってます。
投稿: まちこ | 2013年6月 8日 (土) 01:08