返還免除
先日、奨学金返還特別免除願の案内と用紙が届きました。
2回借りた奨学金のうち、1回目の分は2010年に返還終了。
08年には初発の乳がんと扁桃周囲膿瘍で入院、09年には今の職場に異動して、返還終了の年に思ったのは、
「来年は車を買い換えよう」
通勤等に必要だったので、就職後すぐに免許を取り、車を買ったのは、年1回の返還時期と同じ6月。
以来、車関係の出費(保険や車検など)と奨学金の返還が重なり、6月は出費大の月でしたが、終了翌年の6月は局所再発の乳がんで退院したばかり。
12月にはインプラントへの入替術も控えてたので、14年目となった車に乗り続け、昨年7月に買い換えました
で、今年も大きな出費があるかどうかは、今月の人間ドックと来月の乳腺外来の結果次第と思っていたら、2回目の分について案内が届き、
「もう15年経ったんだ・・・」
とびっくり(すっかり忘れてたので)。
思えば、1,608,000円(1度目)+3,576,000円(2度目)=5,184,000円という貸与を、連帯保証人に頼る気もなく、たしかに自分で返還できるという見込みもなく受けたのは、無謀の一言
まして、奨学金を受け始めた年は、春に腎臓内科に通い始め、秋に甲状腺がんで入院し、甲状腺外科とのW通院となって、春休みには腎臓内科でも1ヵ月半入院。
在学中は、大学の学生健康保険組合で治療費が支払われ、通院・入院の際には受付で学生証を提示し、「お会計はありません」と言われる恩恵も人一倍受けました。
当時、予備校でバイトもして、学費・生活費・医療費とも親に負担はかけなかったけれど、就職してフルタイムで働く自信はなし。
だから、フリーター&聴講の1年を経て進学、2度目の奨学金を受けることにしましたが、免除対象職に就けたのはたまたまでした。
病気との両立という点では、半年単位で休職しないかぎり、有休も病休も関係なく、既定回数の仕事をしなければならず、就職後6回の入院では、それぞれ後が大変だったけど
就職難のなか返還できない人も増えているのに・・・とも思いましたが、ありがたく手続きさせていだたきました
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「返還免除」記事を読んで
コメントに何を書いたらいいのか・・・
「ことば」が見つかりません。
私の今までの苦労は 苦労じゃないとさえ思えてきました。
検査結果が少しでも 良い事を心より願っています。
投稿: さみどり | 2013年4月25日 (木) 23:57
さみどりさん
まあ、こんなに借りて・・・とお叱りを受けなくてよかったです
日本学生支援機構が隔年で実施している学生生活調査(平成22年度)によると、全学生のうち奨学金を受給している割合は、大学学部50.7%、大学院修士課程59.5%、博士課程65.5%だそうです。
ほとんどが貸与型で、就職難も続いているし、これから返す人はもっと大変かと。
人間ドックや来月の検査結果は、また改めて書きますね
投稿: まちこ | 2013年4月26日 (金) 23:22