念のため耳鼻咽喉科へ
(木)に咳が出始め、(金)は起床時から喉が痛く、職場にいる間にますます痛くなり、気分も悪くなってきたので、終わるとさっさと帰ってきました。
(月)(火)(木)と帰りが遅くて疲れたし、風邪かな・・・とは思いましたが、(土)は咳をすると喉が破れるよう
2ヵ月に1度通院している腎臓内科の先生が総合内科の看板も掲げていますが、以前、喉の痛みで始まった扁桃周囲膿瘍で入院したこともあるし、そのときの先生が2年前に市内でクリニックを開業されているので、そちらへ行ってみました。
(土)午後の診察は14:00~15:30の1時間半なのに、到着すると、すでに何人も患者さんが。
「診察まで40~50分かかりますが、よろしいですか?」
と聞かれ、受付をして体温を測ると37.9℃。
「おつらかったら、診察までの間、あちらで横になりますか」
「あ、大丈夫です。自覚してなかったくらいなので」
先生とは、08年5月8日~11日の入院以来。
来院のもとになった主訴(喉の痛み)と扁桃周囲膿瘍で入院経験があることを話すと、
「それはいつですか? 」
「08年5月です」
「どちらの病院で? 切開しました?」
「はい、○○病院で先生に診ていただきました。それでこちらに」
「ありがとうございます!」
あの気持ちのいい先生がどういうクリニックを開かれたのかな・・・というのも、そこへ行った理由でしたが、応対も診察も丁寧でいいクリニックだなあと思いました。
診察の結果は、
「喉の奥まで腫れてますが、まだ風邪の範疇といってよいでしょう。ご存じのように風邪が引き金になって扁桃炎になることもあるので、そのお薬も出しておきます。悪化するようなら、また来てください」
診療費が1,120円、隣の調剤薬局で買った内服5種類(5日分)と軟膏が810円で、計1,930円。
今月、私は外科にも腎臓内科にも行ってませんが、パセリには1日(2,625円)、10日(2,625円)、17日(7,665円)、24日(10,248円)と支払っているので、安っ・・・と思ってしまいました。
ところで、この先生は県内唯一の甲状腺外科学会認定専門医でもあり、私が外科に通っている病院では、今も週1回、耳鼻咽喉科で甲状腺外来を担当されています。
もう26年前、私が東京の大学病院で甲状腺がんの手術を受けたとき、その病院には甲状腺外科があったし、患者さんも大勢いたので、地方ではそんなにマイナーだとは知りませんでしたが・・・。
気になるのは、今いる県は全国最多の原発立地県なのに、甲状腺外科の専門医が一人しかいないということ。
今月4日付の新聞によれば、原子力規制委「災害指針」原案では、原発から半径50km圏を目安に、甲状腺被ばくを避けるための安定ヨウ素剤の服用を検討する必要があるとしているそう。
でも、その先の甲状腺がんの診療体制までは、きっと考えられていないんでしょうね・・・。
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はやく風邪がなおりますように。
このところのお身内やお仕事でのあれこれ、忙しいのも、すこし体力をつかって、風邪をひいてしまったのかもですね。
仕事をしているのでなかなか難しいことかもしれませんが、どうぞ睡眠をしっかりとって、温かくしてください。
そちらの県に甲状腺外科の専門医がたった一人というのにはびっくりしました。
何もないにこしたことはありませんが、ないとは言い切れないところですのに…。
いいね、押しにくい内容でしたので、コメントしました。
ではまた。
投稿: ユウコ | 2012年10月28日 (日) 23:44
ユウコさん
お気遣い、ありがとうございます。
風邪の段階で治るように、今週は病人モードで仕事します
甲状腺については、日本甲状腺学会、日本甲状腺外科学会があって、それぞれ専門医認定をしているのですが、こちらはどちらも1名、大阪で32名です。
○○専門医というのは、認定を受けていないとその臓器を診療できないというものではないのですが、患者にしてみれば、その医師の専門性を知る一つの証ではあると思っています。
他にも1名の県はちらほらあるのですが、原発立地県の場合、危機管理の点からもどうなんだろう・・・と思いますよね。
投稿: まちこ | 2012年10月29日 (月) 02:05