入替術後半年
皮下乳腺全摘時に挿入したエキスパンダーをインプラントに入れ替えて半年。
再建乳房の診察を受けに、執刀の先生が勤務する大阪の病院に行ってきました。
「入れ替えから半年ですね。どうですか?」
と言われ、思いつくまま聞いたのは、
「以前、診ていただいたときは、まだ腫れもあって、そのぶん柔らかい感じがしたんですけど、腫れがひいてきたら固くなったというか、被膜硬縮って実際にどういう状態かわからないんですけど、そうなんでしょうか? 入替前、インプラントを触らせていただいたときより、固い感じがするんですけど」
「中に入れると、どうしても固く感じますが、柔らかく入っています。硬縮もしていません」
「インプラントが上がったり、回転したりも?」
「していませんね」
「外側のほう、インプラントの縁がわかるのは?」
「ここは皮膚が薄いので、ちょっと仕方ありませんね」
「これからまだ、上がったり、回転したりする可能性はありますか?」
「もう半年経ちましたから、大丈夫だと思いますよ」
「今後、右が下垂して乳頭の位置の差が広がってきたら?」
「そのときは、右の乳輪に沿って切って、吊り上げることができます。でも、まだ必要はないと思いますね。半年ごとに経過を見ていきますから、また考えていきましょう」
といったことでした。
「インプラント再建としては、非常にきれいにできていると思いますよ」
と言われたときは、自家組織ならもっときれいに作れたってことかな?・・・という思いがチラッと頭をかすめましたが、私の場合、局所再発による全摘ということで、また再発する可能性も考えたし、仕事も長期に休みにくく、インプラントを選んだので、
「ありがとうございます」
と。
最後に3方向から写真を撮ったときは、
「インプラントが柔らかく入っている例。わかる?」
と傍にいた女性の研修医(?)に指導されていて、インプラントの「柔らかさ」というのは、生来の乳房との比較ではなく、インプラント自体の状態をいうのね・・・と改めて思いました。
とりあえずは、硬縮やズレがないと言われて一安心
再来週は外科の診察なので、今日の報告をして、1ヵ月遅れの乳がん術後1年(初発からは4年)の検査も無事クリアといきたいです。
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