皮下輸液11回目
今月13日で2度目の乳がん手術から1年経ったことだし、自分のことも落ち着いて書きたいなあ・・・と思ってはいるのですが、帰宅後も仕事の準備や連絡で余裕がありません
というわけで、今日もパセリの通院記録です。
フィラリアの薬をもらいに来るワンちゃんたちも少し減り、待ち時間は短めに。
診察室に入ると、
「変わりありませんか?」
「はい、家では元気にしてますし、ムラはありますけど、フードも点滴を始める前よりは食べてます」
「それはよかった。点滴を始めて2ヵ月ですね。今日は血液検査もしておきましょうか。そこから出てもらわないといけないので、申し訳ないですけど」
で、今回も一度だけ「ンー」(出たくない)と言ったパセリですが、バスケットから出して、採血する後ろ足を動物看護士さんに保定され、
「パーちゃん、じっとしててね」
と私が頭を軽く保定したあとは、先生が針を刺すときも抜くときも動かず。
「うん、えらかった。今度はいつもの点滴だからね」
バスケットに戻ってからは保定いらずで、点滴中、先生にあごをなでてもらったりもして無事終了。
検査結果は、BUN(基準値17.6~32.8)が38.4(前回より0.4減)、Cre(基準値0.8~1.8)が2.8(前回より0.3増)。
「食欲不振や元気消失が見られるようなら、点滴の回数を増やしてあげたほうがいいですが、体重も変わらないし、貧血もひどくはなってませんし、お家で元気にしているということですから、このままでいいでしょう」
診療費は、血液検査もあったので6,510円。
病院に出かけるとき、「点滴だけだよ」と言ったのが、先週に続いてウソになってしまったので、帰りの車中、黙ったままのパセリに「パーちゃん、文句言わないの?」と声をかけると、
「ンーニャー」
「そうだねー、ンーニャー」
「ンーニャー」
「ンーニャーだねー。ごめん、ごめん。もうすぐ着くよ」
原因は違うものの、やはり慢性腎臓病で貧血気味の私は、2ヵ月に1度の採血後、しばらく疲労感がありますが、帰宅後のパセリは、点滴が下がって太くなった前足で、アルミホイルをまるめたボールを蹴って遊んでました。
私自身、学生時代から信頼できる甲状腺外科や腎臓内科の先生に恵まれ、今の乳腺外科の先生には、乳がんだけでなく、乳房再建の伴走までしていただき、感謝しています。
でも、今の腎臓内科の先生とは相性イマイチ
人間でも、医師との相性が悪くてストレスになるというのはよくある話で、まして自分から病院に行きたいわけじゃない動物にとっては・・・と思うので、パセリが先生に慣れてきたように見えるのはうれしいし、帰宅後、元気にしているのを見るとほっとします。
というわけで、点滴をチャージしたパセリには、明日も元気に大きな声で「ンガー」と起こしてもらわなくては・・・と思います
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コメント
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お医者さんとの相性、ありますね。お医者さんと話していて気持ちが通じないために、かえって具合が悪くなることがあります。何のために病院へ行ったのかわからないですね。どんな職業でも最終的には人柄だなあと感じる今日この頃です。自分の気持ちを理解し、受け止めてくれる人に出会うと心が癒されますね。
投稿: ごろニャンことMINT | 2012年5月26日 (土) 00:17
MINTさん
ホスピタリティーはホスピタルからの派生語ですもんね。
「病気」だけじゃなく、「患者」を見てくださる先生は信頼できるし、こちらも仕事上の態度を振り返ることになって、学ぶところが大きいです。
パセリの先生も、猫に対する精油の危険性の質問に調べて答えてくださったり、病院では固まってしまうパセリに細かい配慮をしてくださったり、高齢のパセリの生活を一緒に支えてくださるんだな・・・という気持ちがして心強いです
投稿: まちこ | 2012年5月26日 (土) 02:22