2年ぶりの人間ドック
人間ドックは誕生月に受けるという方も多いようですが、私は4月。
私の勤務先では、35歳未満は職場健診(自己負担なし)、35歳以上は人間ドック(自己負担あり)も選べることになっていて、ドックの場合、毎年2月に翌年度の受診希望日を書いた申込書を提出します。
学生時代から病院とは縁が切れない私ですが、ドック年齢になった年は、もの珍しさでさっそく申し込み、誕生月に行きました。
当時は、今の健診センターができる前で、不格好な検査着で、病院内の各科外来を渡り歩くスタイル。
動線も何もあったものじゃなく、やっと終わって駐車場に出てきたら、車のドアに当てられた跡まであって、来なきゃよかった・・・と思いました。
以来、面倒だったり申し込みを忘れたりで、健診センターが新築されたと聞いても、職場健診で済ませてましたが、08年に初発の乳がんを手術したのを機に、やっぱりドックに。
申し込むとき、あまり先だと何があるかわからないので4月にし、ドック利用の特別休暇をGWにくっつけて、09年、10年と受診しましたが、昨年は局所再発の乳がんの入院予定と重なってキャンセル。
というわけで、27日(金)は2年ぶりのドックでしたが、前回と比べて今回は・・・。
胃カメラの前に静注してもらった鎮静剤(セルシン)が効き過ぎたのか、検査自体も、回復室に移動して横になった記憶も、まるでなし。
起こされてフロアのソファに移ったのは覚えてますが、また寝てしまい、「○○さん、○○さん」と起こされて、診察と結果説明のため、2年前と同じ女性医師の名札が下がった部屋に入ったときも、まだ意識不鮮明。
挨拶や受け答えも発音不明瞭だった気がしますが、
「胸の音を聞きますから、上着の前を上げてください」
と言われて、トレーナー型の検査着をめくり、聴診器が左胸に当てられたとき、これは説明しなければ・・・と思ったので、
「そこ、インプラントが、入ってます」
「えっ、何ですか?」
「乳房再建の、インプラントが、入ってます」
「あら、言われないとわかりませんでした。県内でインプラント入れられないでしょう? どちらで?」
「大阪で」
この医師が県内の乳房再建の現状をご存じなのは、寝ぼけた頭でもわかりました。
少し意識もはっきりしてきたので、
「先生、胸部X線でインプラント、写ってますか?」
画面に映った写真には、想像していたような白い楕円形のシルエットはなく、
「あれ? どこでしょう?」
「このへんですね」
「ああ、もっと目立つのかと思ってました」
中は普通に黒く写り、インプラントの外縁のカーブだけがうっすらと白く写ってました。
その後また、再建乳房について、
「本当にわかりませんね」
めくった上着が鎖骨の下に来て、人工物らしい盛り上がりの乳房上部に目が留まらなかったにしても、そう言われて悪い気はせず
結局、この日一番のインパクトは、体重は2年前と変わらないのに腹囲が増えたことで、
「こちらは、ちょっと言いにくいんですけど・・・」
と前回との差を聞かされて、覚めかけていた意識がまた遠のき、無料ランチも食べずに帰ってました
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コメント
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人間ドックの申し込みに病院へ行ったら新築の建物へ引っ越し中で5月6日までお休みでした。検査は一年に一回ですがなんだかドキドキしますね。
投稿: ごろニャンことMINT | 2012年5月 2日 (水) 22:15
MINTさん
せっかくいらっしゃったのに残念でしたが、今年は新築の建物で気持ちよく受けられるかも
頑張って受けてきてくださいね
投稿: まちこ | 2012年5月 3日 (木) 13:35