浮世の北の山桜
どこか行こうか・・・ということで、昨日、いつもの同行者と一緒に勝山市に行ってきました。
九頭竜川の堤防に500本ほどのソメイヨシノが立ち並び、川を横切る鯉のぼりも見られるというので、まずはそちらへ。
晴天でしたが、風が強く、メガネ&マスクでも目鼻と皮膚がムズムズ、ヒリヒリ。
日常感あふれる家族客でにぎわうなか、イルカの「なごり雪」がスピーカーで流れ、ちょっと頭痛がしてきたので、早々に移動してしまいました。
いまだ中に入ったことのない勝山城博物館。
左に屋根が写っている売店で、地元牧場のアイスクリームを販売していて、ここにも家族連れの行列ができてました。
都会の雑踏は平気なのに、田舎の人混みは苦手・・・なので、やはり早々に撤退して、もう何度か行っている平泉寺白山神社へ(09年8月の様子はこちら)。
司馬遼太郎が、こちらの境内と比べれば京都の苔寺が「笑止なほど」と書いた(『街道をゆく』)、その苔の見頃はまだ先で、日陰には踏んでも崩れない残雪が。
大雪で傷んだ杉の枝葉などが、あちこちに集められていて、
「ここって地元の方々が清掃して、きれいに保ってるらしいよ」
と言いながら本社まで歩きましたが、今日、GWを前に清掃活動が行われたというニュースを地元テレビで見ました。
今回初めて気がついた境内の芭蕉句碑。
「浮世の北」は、門人・句空が住んでいた金沢を指すようですが、いつ来ても日常を忘れられるこの場所に合う句だなあ・・・と思いました。
今週は仕事の合間に、外科、腎臓内科、人間ドック、パセリの動物病院と受診ラッシュ
それが終わればGWです
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