皮下輸液7回目
昨日は、乳腺外来から帰ったあと、一休みしてパセリの病院へ
病院の場所は近いのに、一度に行けないので、どちらが先でも出直しになります。
このところ、狂犬病の予防接種やフィラリアの薬の処方で動物病院も混んでいて、20~30分は待つことに。
「1週間経つのは早いですね。変わりないですか?」
「はい」
と点滴は今回もスムーズに終わりましたが、別件で先生に質問しました。
「先生、『獣医畜産新報』っていう雑誌はお持ちじゃないですか? 2009年に動物アロマセラピーに関する論文が8回連載されていて、ネコに対する精油の危険性も書かれているようなので、もしお持ちでしたら、お借りできないかと思って」
そこから、以前は悪性腫瘍のイヌの免疫力を高めるといわれ、ティーツリーの精油を染み込ませたテープが販売されていたことなどを伺いました。
「皮膚から浸透させてたんですか?」
「鼻からの吸引ですね。でも、貼ったイヌが走り出して、とても使えたもんじゃない」
「ツーンとする匂いですし、嫌がるでしょうね」
「それに、膀胱炎にクランベリージュースがよいとかね。酸っぱいから飲みませんが」
「ええ」
「動物に対してもいろいろと民間療法が言われていますが、問題はエビデンスがはっきりしないということでね。うちの母も術後の傷がなかなか塞がらなかったとき、免疫力を高めなさいと言われて、アガリクス? プロポリス? ローヤルゼリー? 何がいいのかって言ってましたが、西洋医学からみてエビデンスがはっきりしない」
「ええ、私はベランダでハーブを育ててますし、リラックス目的でアロマテラピーもしますけど、自分やパセリの病気を、代替医療で治そうと考えたことはないです。ただ、ネコと人間は代謝が違うし、別の本に精油で肝障害を起こすって記述があって、その論文が読めたらと思って」
「なるほど、お家で精油を扱って、この子に悪影響がないかってことですね。僕は詳しくないけど、論文は探せます。ホリスティックの動物医療をしている知り合いもいますから、聞いてみましょう」
点滴が終わったのにバスケットのフタを閉めないまま、先生と話していたので、パセリがもぞもぞし始め、
「ンー、ンー」(もう帰るー)
と言い、
「ありがとうございます。よろしくお願いします」
と病院をあとにしましたが、教えていただくのが楽しみです
« 全摘術後11ヵ月 | トップページ | 2年ぶりの人間ドック »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント