乳がんとハーブ
朝晩は冷え込んでも、ベランダのバラや多年草のハーブの芽吹きに、春を感じる季節です。
ここ北陸では、一年草のハーブの種まきにはまだ少し早いので、何かハーブの新刊がないかなあ・・・と検索していたら、今年1月に出た素敵な本を見つけました。
千葉治子・飯田智子 著/Ruban Rose 協力
『乳がんの人の心と体に 素敵にアロマテラピー』(保健同人社)
著者の千葉さん、飯田さんは、ともに乳がん体験者で、アロマテラピーインストラクターの資格を持ち、飯田さんは看護師でもあるとのこと。
乳がんの検査や病期、一般的な治療法についても書かれ、入院前、手術前後、退院後、放射線治療、化学療法、ホルモン治療、リンパ浮腫など、そのときどきの心と体の状況に応じたセルフケアが数多く紹介されています。
「用意したい精油」「準備したいハーブティー」として挙がっているラベンダーの精油とカモマイルのティーバッグは、私も入院時に持参して重宝しました
これから試したいこともいろいろあったし、バラやハーブの写真が多く掲載されていて、ベランダ・ガーデナーの端くれとしてもうっとり
通読して感じたのは、アロマテラピーに関心がなくても、先輩患者さんと接する機会がまだない人、少ない人には、体験談や助言、共感や励ましの本として読めるだろうということ。
どのページの文章からも、写真からも、「乳がんの人の心と体に」という思いが伝わってきますが、飯田さんのあとがきを読んで、刊行に立ち会えなかった千葉さんが、最期まで精力的に写真選びをされていたことを知りました。
奥付を見たら、かつて何度も行った大川原梅園&HERB GARDENが撮影協力。
今は、大川原梅園&HERB GARDEN(市川市)もハーブアイランド(大多喜町)も遠いので、ミントレイノ(白山市)に年1、2回行ってますが、毎年11月中旬~4月中旬は雪で閉園
昨年6月下旬に行ったときは、こんな様子だったので、今年は7月上旬に行きたいなあ・・・と思いました。
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コメント
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素敵な本で出会えて良かったね♥ いつも
まちこちゃんって、冷静で自分の考えや姿勢に
一本芯が通っていて素敵だなぁって…思ってます。
きっと私にないものがいっぱいだからそう思うんだろうなぁ
いやぁ、去年の梅園の私のコメントも懐かしいというか、つい
この間の様な気がしちゃう。バラのアーチ懐かしい…。あはは
投稿: ikupoo | 2012年3月21日 (水) 23:17
乳がんでなくても取り入れられるものばかりなんだけど、診断~治療のプロセスでこういう心と体の状態になるのを、こういう方法で軽減できますよって本は、これまでなかったと思います。
私は個室が多かったから、枕元のタオルにラベンダーの精油を垂らしてたけど、おかげで気分よく過ごせました。
エキナセアは、免疫力アップにいいっていうし、レモンやオレンジとのブレンドティーも売ってるから、ノロウイルスや風邪・インフルエンザにさらされやすいikuちゃんにもおすすめだよ
昨年のバラの写真とアーチの話、ほんと懐かしいよね~
投稿: まちこ | 2012年3月23日 (金) 04:52