2泊3日で入替術

おととい、エキスパンダー抜去＋インプラント挿入術を受けるため、2泊3日の予定で大阪のM病院に入院しました。

前夜は仕事（不在の間に使ってもらう説明会資料をPowerPointで作成）がなかなか終わらず、午前3時頃に就寝。

5時過ぎに起きて、7時過ぎにいつもの散策相手（今回はパセリのごはん、トイレのお世話も引き受けてくれました）の車で送ってもらい、8：02発の特急に乗車しました

車中ではほとんど寝ていましたが、9：35の京都停車時には、ホームでしゃもじ代わりにスプーンを振るカンちゃんと短い対面。

二言、三言の会話でしたが、笑顔が優しいお兄さん（動物に譬えるなら、やっぱりクマさんかタヌキさん・・・？）でした

それからまた寝て、大阪駅で環状線に乗り換え、病院に着いたのは10：40分頃。

7階東病棟に案内されたあと、看護師さん、形成外科のF先生、乳腺外科のT先生が、説明というより挨拶という感じで次々と来られるなか、今度はうこさんと対面。

不思議と初めてという感じがなく、いきなり仕事や本の話になったのも（私もこういう展開が好き）、偶然スプーン（のセットなど）をいただいたのもうれしかったです

別れ際は、麻酔科に呼ばれて慌てたので、用意していたお菓子を渡し忘れましたが、また会う機会もあるよね・・・と思える対面でした。

麻酔科から戻ったあとは、パジャマに着替えて昼食（早起きして空腹だったので完食）。

それから、病棟の看護師さんが来て、術前オリエンテーション（病院は違うけど、5月の手術とだいたい同じ内容）を受けました。

「何か不安なことはありますか？」

と聞かれたので、

「今の内容についてはないですけど、私は保険適用のエキスパンダーで、入れていただいたのもY先生じゃないので、どのくらい最終的な出来に響くかなあ・・・とは思ってます」

と返事。

その後は、院内散策（バストバンドも購入）、夕食（このあと1日絶食なので完食）、入浴のほかは、眠気がするままに眠り、処方された安定剤と緩下剤も不要な感じでしたが、いちおう服用。

翌朝は、6時半に看護師さんが来たときはまだ眠くて、8時半に起こされ、洗面、浣腸（これも不要な感じ）を促され、9時前に留置針を入れて点滴を開始しました。

食事も摂れず、お茶も飲めないので、また寝ていたら、11時前に執刀のH大病院のY先生が細身のジーンズにセーターという私服で来られ、病室でマーキング。

「剥離が足りないところは剥がします。午後1時半からの予定ですが、少し遅れるかもしれないので待っていてくださいね」
「はい、よろしくお願いします」

それから、また少し寝ていたら、手術室の看護師さんが説明に来て、1時過ぎには、こちらの病院のT先生が、

「O先生、来てくれはりましたよー」

と立ち会いの外科の主治医と一緒に現れ、

「わぁ、先生、わざわざありがとうございます」
「きれいな病院でよかったね」
「はい」
「それじゃあ、またあとで」
「はい、よろしくお願いします」

この後、手術着に着替えましたが、緊張するどころかまた寝てしまい、2時過ぎに看護師さんに起こされ、一緒に手術室に向かいました。

手術室の前には、こちらの病院のT先生とF先生、執刀のY先生、立ち会いのO先生がすでにいらっしゃって、私が入るときに先生方も入室。

手術台に上って、酸素マスクやモニター類を装着し、麻酔が入り始めたのは覚えてるけど・・・という感じで、病室で目覚めたときは午後4時半頃。

その後は1時間おきに看護師さんが来て、体温、酸素、心電図、血圧のほか、点滴、ドレーンのバッグを確認し、そのたびに目を覚ましては寝る・・・というのを繰り返していましたが、しつこい睡魔も今朝方ようやく退散したよう。

創部が痛いのはベッド上で寝起きするときで、負荷をかけずに寝たまま、起きたままなら、痛みはほとんど感じず。

食事は朝から普通食で、最後の点滴も終わったので、薬を飲み始めました。

フロモックス100mgが5日分、ロキソニン60mgとセルベックスカプセル50mgが7日分出てますが、これで今朝から上がり始めた熱も下がるかな？

今日はこのあと、F先生にドレーンの抜去と傷の処置をしていただいて退院・・・のはずでしたが、その前にT先生が「おはよう」と私服で来られ、

「今日の午後、ちょうどY先生が外来に来られる日やから、診てもらってから帰ったらええかもしれへんね。F先生と相談してみてください」

とのこと。

いずれにしても今日退院なので、PCを含めて荷物は重いけど、頑張って帰ります

入院前・入院中は、メールやコメント、つぶやきで応援をいただき、ありがとうございました。

追ってまたお返事しますね。

　　　　　　　　　＊　　　　　　　　　＊　　　　　　　　　＊

ここからは帰宅後。

今朝のF先生の処置は、ガーゼを剥がしてドレーンを抜き、防水の絆創膏を貼るというもので、

「この状態でシャワー使ってもらっていいですよ。日常の動作程度ならいいですけど、二の腕を激しく動かすと、中でまだ出血しますから気をつけてください。インプラントが上がらないようにバストバンドをしっかり締めてくださいね。もし出血したり、シャワーの水分が入ったりして絆創膏が汚れたら、ご自分で貼り換えてくださいね」

Y先生の外来では、

「昨日、つらくなかったですか？」
「いいえ、ほとんど寝てましたので」
「そうですか（笑）。バッグはきれいに入ったと思います。バストバンドはあんまり締めすぎると、インプラントが動きますからね」
「先ほど、F先生から、もうシャワーも浴びていいって言われたんですけど」
「入浴もしてもらっていいですよ」
「洗髪は？」
「してもらっていいですよ」
「洗うのに腕を上げても大丈夫ですか？」
「そのくらいなら大丈夫です」

その後、病棟で退院手続きをしてもらい、お世話になった看護師さんたちに挨拶して、1階の会計窓口へ。

支払い額は、10月14日の術前検査、2泊3日の入院と手術、退院前のY先生の診察で、きっかり50万円。

創部は防水絆創膏で見えませんが、形はエキスパンダーのときと比べて格段にきれい。

まだ全体に腫れていて、大きさ（210㏄なのに健側より二回りほど大きい）や位置（アンダーが少し低く見える）も変わりそうですが、様子を見ていきたいと思います。