一病息災
23日(火)は腎臓内科、24日(水)は外科、今日はパセリの薬をもらいに動物病院へ・・・とよく病院に行った週でした。
腎臓内科のクリニックは2ヵ月に1回で、いちおう予約制ですが、仕事帰りの寄れる日に寄らせてもらい、血圧測定、尿検査、血液検査をして、処方箋をもらっています。
私の薬代は、アダラート(1日1錠)、オルメテック(1日1錠)、スプラン(1日3錠)が60日分、ルプラック(むくんだ日1錠)が30日分で、計4,740円(3割負担)。
パセリの腎臓の薬代は、メルクメジン(1日1包)、エナカルド(1日1包)が28日分で、計7,623円。
1日当たりでは、私が79円、パセリが272円ですが、自分は飲み忘れることがあっても、パセリに飲ませ忘れることはありません
ところで、腎臓内科のクリニックに寄ったときは、大雨洪水警報発令中で、診療終了15分前だったので、他の患者さんの姿はなし。
先生も暇だったのか、
「IgA腎症の診断を受けてから、どのくらいになりましたか」
とカルテの画面をスクロールさせたので、私も覗き込み、
「1986年だから・・・25年。って四半世紀!」
「ほんとだね。そのとき、予後やや不良群だったんでしょう?」
「はい、今頃、透析でお世話になっててもおかしくないんですよね」
「あちらでの初期治療がよかったんでしょうね」
という話になり、13年前に転居するまで通っていたN医大付属病院のI先生を思い出しました。
今や慢性腎臓病は国民病なので、テレビで取り上げられることも多く、ときおり画面越しにI先生をお見かけしては、
「先生、白髪増えたー! 声は変わんなーい!」
と言ってますが、同じ病院のもう一人の主治医、甲状腺外科のS先生も、先日、福島の子どもの甲状腺被ばく線量についてコメントなさってました。
チェルノブイリ原発事故後に甲状腺がんが急増したベラルーシで、1999年から毎年、現地調査と医療支援活動をしてこられたS先生、今は福島原発事故で不安を抱える方々の支援もされているそう。
お二人とも、気さくで、わかるまで説明してもらえる安心感のある先生で、主治医というより恩師という感じ。
その恩師とのやりとりは、自分の病気だけでなく、パセリの病気にも役立っていて、「慢性腎臓病」「クレアチニン」「BUN」とか、「カルシウム・チャネル・ブロッカー」「ACE阻害薬」「GFR」といった言葉が出始めたとき、
「ええっと、わかりますか?」
「はい、わかります」
「お仕事、医療関係でしたっけ?」
「いえ、患者なんです、腎臓の」
なんてこともありました。
5月の私の入院では、体調も崩さずに18日間も留守番してくれたパセリ
先月は下痢、先週は爪が剥がれるハプニングもあったけど、病気の一つ二つあったって、息災でいないとね・・・と毎晩お腹をなでてます
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