退院後3回目の診察

先月13日に手術してから1ヵ月と少し、15日は水曜恒例の診察日でした。

形成外科では、エキスパンダーに20cc注水して、計290ccに。

1日と8日は40ccでしたが、皮膚と大胸筋の拡張が追いつかなくなったのか、締めつけ感が強いので、シリンジ1本分にしてもらいました。

術後ほぼ1ヵ月の現在は、

1. 相変わらず、左胸にワイヤーが入っている（強いときには、甲冑が入ってる）ような締めつけ感がある。
2. エキスパンダー上の皮膚、乳頭、乳輪の触覚がまだない。
3. エキスパンダーの下部外側のラインがやや直線的。
4. エキスパンダー上の皮膚が、デコボコしているときがある。
5. エキスパンダー上の皮膚に、横方向の筋状のへこみが出るときがある。
6. 部分切除のときの傷跡の向きが変わった。
7. 冷たいもの/熱いものを飲食すると、左胸が冷たく/熱くなる。

という状態で、それぞれ、

1. エキスパンダーのふちやエキスパンダー全体に対する異物感。
2. 手術による神経の損傷（ある程度治る）、エキスパンダー拡張によるしびれ（治る）。
3. エキスパンダーが満水になっていないため。
4. 3.のため、エキスパンダーの表面にしわが寄っている。
5. 大胸筋の形が出ている。
6. 皮膚と筋肉が拡張したため（余裕を持たせるため、元のサイズの1.5倍以上にふくらませないといけない）。

ということで、7.については聞き忘れましたが、エキスパンダーと人体が織りなす七不思議という感じです

テーピングしている創部は、線の広がりも盛り上がりもなく、赤みもかなり薄まって、前2回の手術と同様、いい感じの治りかた。

エキスパンダーの位置は、今は乳頭の位置が右側より上で、ちょっと高めに感じますが、外科の主治医によれば、

「専門じゃないけど、いい位置に入ってると思う。もしずれが生じても、次の手術で筋肉を剥がすから」

とのこと。

ともあれ、エキスパンダーの存在感に圧倒されて、部分切除のときのような創部の痛痒さはほとんど感じないまま1ヵ月経ちました。

この存在感がシリコンに入れ替えるまで続くのか・・・と思うと、げんなりするときもありますが、18日間も無事に留守番してくれたパセリに「ニャー」と言われて、

「パーちゃんが乗っても大丈夫になるまで、辛抱しないとねー」

と自分に喝！を入れてます

外科では、エキスパンダーの状態の確認をしたあと、入れ替えをする病院や再度依頼していた病理診断、ホルモン療法をどうするかなどの話。

入れ替えは、11月頃に金沢か大阪の連携できるところで行い、術後の創部や状態のチェックは今の病院で。

入れ替え手術が高額（保険適用外）なうえ、実際にメンテが必要なとき以外も通うとなると交通費もかさむので、そのほうが助かります。

術後の病理で検査範囲を外れていた部分は、がんはなく、乳腺症。

ホルモン療法については、2度目のDCISで左乳腺を全摘した今回は、残る右乳腺へのベネフィットと、更年期様症状などの副作用や子宮体がんの発症率が若干上がるなどのリスクを勘案して、今のところ気乗りせず。

この日の診療費は、先に受診した形成外科で250円（外科はどうしたのかな？）。

職場復帰した先週から、病院に行ったあとの木曜、金曜はエキスパンダーの異物感が強まるのもあってくたくたですが、明日はイベントで出勤です