アジアの恐竜
福井県立恐竜博物館の開館10周年記念特別展「アジア恐竜時代の幕開け-巨大恐竜の進化-」を見てきました。
「アジア恐竜時代のはじまり」のエリアは、超大陸パンゲアを移動してアジアへ進出した古竜脚類たち。
「巨大恐竜の繁栄」のエリアは、ジュラ紀に巨大化した竜脚類たち。
「白亜紀、新しい巨大恐竜たち」のエリアは、中国、東南アジア、日本などで発見されている竜脚類の比較。
・・・と竜脚形類が中心の展示で、日本初公開のものも多数。
首と尾が長いのは、古竜脚類と竜脚類に共通していますが、完全に草食で4足歩行の竜脚類を見ていると、ゾウやキリンに感じるような親しみを覚えます
でも、見るからに肉食という獣脚類もけっこう好き
こちらは常設展のフクイラプトル・キタダニエンシス。
恐竜博物館のある勝山市で発見されたアロサウルス類の肉食恐竜で、全身骨格の復元は肉食恐竜として日本初。
同じく勝山市で発見されたフクイサウルス・テトリエンシス。
イグアノドン属の草食恐竜で、全身骨格の復元は恐竜として日本初。
2007年に発見され、竜脚類としては日本で初めて学名がついた、白亜紀前期のフクイティタン・ニッポネンシス(日本の福井の巨人)の骨化石。
1978年に岩手県岩泉町茂師で発見された「モシリュウ」、1996年に三重県鳥羽市で発見された「トバリュウ」、2006年に兵庫県丹波市で発見された「タンバリュウ」に先んじて学名がついたのは、特徴的な骨が見つかり、どんな竜脚類だったかわかるからだそう。
ポイントを押さえるって大事なんですね
この日は、博物館前の広場で動物愛護フェスティバルが開かれていたので、そちらにも少し寄りました。
いろいろ資料ももらったので、また目を通したいと思ってます
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コメント
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恐竜博物館、けっこう中は広くてまわるのは大変ですが
なかなか楽しいですよね^^
結局、あの日はイベントだけで終わってしまいましたが
また博物館のほうにも行きたいと思います^^
資料をご覧になって興味が出たら、ぜひ(笑)
投稿: ゆう | 2010年9月22日 (水) 10:08
動物愛護フェスティバル、お疲れさまでした^^
恐竜博物館に行ったのは、今回で4、5回目でしたが、
何度行っても楽しめますね。
尖閣諸島の件で、中国との問題が連日報道されてますが、
中国の博物館からきた骨化石がいろいろ見られたのもよかったです。
ゆうさんも、期間中にぜひ^^
投稿: まちこ | 2010年9月22日 (水) 20:24