昨日はネコの日
昨日はネコの日。そして、16年前の6月5日にパセリと一緒にうちに来たミントの5回目の命日でした。
手のひらに乗るサイズで、ちゃんと育つか不安だった2匹の子猫に、「ミント」「パセリ」と名付けたのは、丈夫で個性的なハーブにちなみたいと思ったから。
初めに考えたのは、ハーブ研究家の広田靚子さんの本で読んだ、サイモン&ガーファンクルの「スカボローフェア」に出てくる4つのハーブでした。
Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme,
Remember me to one who lives there,
For she once was a true love of mine.
「Parsley, sage, rosemary and thyme」と口ずさんでみて、「Parsley」は即採用。
当時、庭で育てていたイタリアン・パースリーという平葉のパセリは、根が直根性で、切れ込みのある葉がかわいくて、白い小花からはネコの目を思わせる半月型の種が取れました。
里親探しに協力していたペットショップから帰る途中、力いっぱい「ミィーー」とないていたベージュ色の子猫は、かくして「パースリー」となり、対外的にはわかりやすいように「パセリ」、愛称「パーちゃん」に。
そして、自分も子猫なのに、隣の子猫を一生懸命舐めてなだめていた、しっかり者でどこか笑いを誘う三毛の子猫は、「セージ」「ローズマリー」「タイム」ではなく、「ミント」に決定。
ミントの種は丸くて小さいのですが、双葉の頃からあの香りがあって、庭に植えるとどんどん広がる力強さが、小さいながらどっしりした感のあるその子にあっていると思ったので。
「ミンちゃん」は、名前に負けず食欲旺盛で、パセリの2倍以上の体重になってしまい、あと数ヵ月で11歳というとき、入退院を繰り返して病名もはっきりしないまま、虹の橋へ・・・。
肥満させてしまったことを考えると、今でも泣けて「ごめんね」と「ありがとう」が半々ですが、命日の昨日、「ミンちゃんが大好きなパーちゃんは、元気だよ」と報告しました。
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
あの日のことは、いまでもはっきりと覚えています。
もう5年が過ぎましたか。早いものですね。
パセリ&ミントちゃんの名前の由来は
そこからきていたんですね~。
ベランダのハーブたちは元気ですか?
投稿: ゆう | 2010年2月24日 (水) 20:12
あのときは本当にお世話になりました。
ゆうさんがいなかったら、どうなっていたことか・・・。
パセリが元気なので、どこか実感が伴いませんが、
あれからもう5年も経ったんですね。
ベランダのハーブたちは、今年も無事冬を越して、
新しい葉っぱが出てきてます。
花が咲いたら、またブログにアップしますね
投稿: まちこ | 2010年2月24日 (水) 22:36