昨日、盆梅展が開催中の長浜に行ってきました
長浜駅の前の駐車場に車をとめ、まずは長浜鉄道スクエアへ。
入館料は300円ですが、盆梅展+指定観光スポット4ヵ所に入れるパスポート(1,000円)を買いました。
ここには旧長浜駅舎、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の3つの建物があり、入ったのは前の2つ。
北陸線や長浜駅の史料のほか、ビゴーの風刺画等の展示を見て、明治の雰囲気を感じました
盆梅展の会場は、その向かいにある慶雲館。

慶雲館は、明治20年の天皇行幸に際して建てられたもので、旧長浜駅舎が明治の洋風なら、こちらは和風。
観覧券(500円)売り場に長い列ができてましたが、パスポートですぐに入場できました

館内に展示された盆梅には、それぞれ名前が付けられていて、写真中央の「不老」は推定樹齢400歳の最長老。
1階には大ぶりの、2階には小ぶりの盆梅が展示されてましたが、大きい盆梅には独特の精気があって、夜に見たら怖いかも・・・。
続いて向かったのは、秀吉が築城した長浜城。

現在の長浜城は、昭和58年に長浜城歴史博物館として再興されたもの。
慶雲館からは徒歩10分足らずで、入館料は400円ですが、やはりパスポートで入れます。
面白かったのは、長浜の民俗行事や宗教文化、国友鉄砲鍛冶の火縄銃についての展示とガイドのおじさんの話。
5階の展望台では、琵琶湖を一望しました
その後、駅前に戻って昼食をとり、駅前通りから北国街道の一部である札の辻へ。
景観統一をはかったお土産店や飲食店が並ぶなかをぶらぶら歩き、アーケードのある大手門通りに折れました。
大手門通りのお店をのぞきながら、やはりパスポートで入場できる曳山博物館へ。
秀吉が城主の時代に始まったという曳山祭りは、長浜城博物館でも紹介されてましたが、ここでは本物の曳山(山車)2基などを見学。
毎年4月のまつりには、太刀を飾って幟を立てる長刀山という曳山と、子供狂言を行う舞台付の曳山12基から4基が順番に出るそう。
間近で見た曳山は大きくて綺麗で、いつか祭りも見てみたいなあ・・・と思いました。
ほかに、長浜オルゴール堂や黒壁ガラス館などを見て駅前に戻り、車をほんの少し移動させ、駐車場から参道を歩いて長浜御坊大通寺へ。
ここもパスポートで入れましたが、お堂には上がらずに帰路につきました。
徒歩圏内に観光スポットがまとまっているのは、県外からの観光客にはうれしく、長浜の中世から近代の歴史をうまく活用したまちづくりがされてますが、これは昭和58年の長浜城の再興と平成元年の黒壁スクエアのオープン以来のことだそう。
ここ20年の取り組みと知っても浮いた感じはなく、博物館のガイドさんやお土産店の店員さんたちにも、変にもの慣れたところのない一生懸命さがあって、気持ちのいい時間を過ごせました
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