友人へのメール
先週、遠方の友人からメールがありました。
夜に電話で話したところ、健康診断で受けたマンモグラフィで要精検となり、細胞診とMRIは受けたものの、マンモトーム生検をキャンセルしてしまったとか。
私の場合はどうだったのか聞かれたので、検査や手術、病理結果について話し、
「不安だと思うけど、検査をすればどういう状態かわかってくるし、手術や術後療法はがんの状態によって違うから、先生が忙しそうでもよく話してみて」
と言いました。
その後、細胞診(3ヵ所)の結果、がんでしょうと言われ、PET検査と手術を勧められたものの、同居の家族には言えないというメール。
私たちの年代では、親は健在でもそろそろ歳をとってきているし、彼女のお父さんも近々検査入院の予定で、心配させるのが嫌・・・という気持ちはわかりました。
1年前、私もひとりで病院に行って、手術の日程も決めてから実家に電話し、「今度は乳がんだけど、早期だから大丈夫」と言いましたが、乳腺外来には夫同伴の人が多く、夫のほうが超暗い顔をしていたり、わざとふざけていたりで、ちょっと嫌な思いをしました。
なので、昨日、「お母様に同伴していただけたら・・・と思いますが、もう話しましたか?」と返信。
すると、今日、お母さんに話し、『患者さんのための乳房温存療法ガイドライン』を買ったというメールをもらい、お母さんにはご心配をおかけしても、伝えたことで彼女の気持ちが少しでも楽になっていれば・・・と思いながら、また返事を書きました。
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病気そのものは本人が直面するものだとしても、それを知った周囲の人間は、まちこさんの記すよう、その人の気持ちが少しでも楽になってほしい、少しでも力になりたい、と願うものだと思います。
あたしの場合、離れて住む母に子宮がんが見つかったときも、親友が心臓の手術を受けるときも、ややあって知らせてくれるまでの本人の逡巡のようなものが伝わってきて、せつなかったです。
病気になったときは、ひとりで乗り越えようとしないで、不安やつらさを少しずつ分かち合えればと思います。
投稿: k島 | 2009年2月28日 (土) 00:44
k島さん、お久しぶりです。
病気に対しては、体と心の両面で対処していかなければならないけど、心のほうは医療従事者でなくても、不安やつらさを分かち合ったり、支えたりできるんですよね。
コメント、上の友人にも励みになると思います。
投稿: まちこ | 2009年3月 1日 (日) 21:21