助演賞をあげたい猫
「老猫の冬」「永遠の猫」「蛮勇の猫」「葬式の猫」「猫の幕引き」と、表題作「左腕の猫」の6編からなる1冊。
表紙カバーの太っちょの猫が、しっぽが長いのを除いて、亡きミントにそっくりです
いずれも中年男性が主人公の恋愛小説で、管理職だったり、リストラされ/脱サラしてたり、妻が病気だったり/亡くなってたり・・・という設定のもと、ある女性との関係/への想いが描かれ、男と女っていろいろあって健気で可愛い・・・という作品群。
各話に登場する個性的な猫たちも、いい味を出してます。
セリフもないのに存在感があって、助演男優・女優賞をあげたいくらい
藤田宜永の小説は今まで読んだことがなくて、最近知り合った人に教えてもらいました。
別の作品も、またそのうち・・・。
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コメント
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このカバーページにミントちゃん似てるんですか?
小さい写真ながら、、白地にキジトラ 八割れの子??
実はうちのカイも白地にキジトラなんです。
でも体には縞がなくて 縞があるのは額と足だけです。
投稿: レオ | 2008年7月14日 (月) 19:07
ミントは八割れの三毛で、背中と足の一部がキジトラみたいでした
この↓記事の下のほうに写真載せてます。
http://machiko-o.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_4e3d.html
パセリよりずいぶん大きいでしょう?
4年前に亡くなった実家のミヨは、白地にキジトラ、八割れでした。
私の父は釣りが趣味ですが、いつも行く場所にミヨに似た猫がいるというので、「海のミヨ」にカリカリを持参するエサやりおじさんです。
投稿: まちこ | 2008年7月14日 (月) 21:30
ミントちゃんの闘病記読ませて頂きました。
読んでいて まちこさんのご心配が手に取るように分かり、またミントちゃんへの愛情の深さに感動しました。
そして ミュウやレオとの別れに重ね合わせ 涙がでてきてとまりませんでした。
愛猫との別れは本当に辛いですけど、それぞれ彼らの命の全うに教えられることが一杯です。
ミントちゃんはまちこさんと出会えて本当に幸せな時間をすごしたんですね。
投稿: レオ | 2008年7月15日 (火) 12:44
http://machiko-o.cocolog-nifty.com/mint/rainbow.mht
↑お読みいただいて、ありがとうございます。
3年前、レオさんと私が接近遭遇していた掲示板に書いたことでした。
実は、このページを作るときも辛くて、作ったあとも辛くて、自分ではほとんど読み返さずいました
今日、久しぶりに読んで、やっぱりまた涙が出ましたが、ミントとパセリに出会えて本当によかったと思います
そして、ミントとパセリを通じて、目の前の猫ではない猫、レオさん宅の猫ちゃんたちや他のいっぱいの猫たちともつながってるんですよね。
投稿: まちこ | 2008年7月16日 (水) 01:09