ADH/DCISの治療費
最近、「マンモトーム生検 費用」などの検索でアクセスがあるので、今年2月の初診から6月に経過観察になるまでの医療費をまとめてみました。
それぞれの検査・手術の内容は、過去記事をご覧ください。
1) 2月28日 初診、エコー、マンモグラフィ
非紹介患者初診加算 1,580円(自費)
初診料、検査、画像診断 3,620円(3割)
小計 4,840円
→マンモグラフィで、左乳腺石灰化の診断。
2) 3月11日 再診、乳腺MRI、マンモトーム生検
再診料、検査、画像診断、手術、処方箋料 24,710円(3割)
調剤技術料、薬学管理料、薬剤料 210円(院外薬局、3割)
小計 24,920円
3) 3月12日 再診、傷のチェック
再診料 210円(3割)
4) 3月24日 再診、生検結果の説明、入院・手術の説明
再診料 210円(3割)
→マンモトーム生検で、ADH(異型乳管過形成)の診断。
5) 4月17日 再診、入院・手術の説明(再)と術前検査
再診料、医学管理等、検査、画像診断 6,540円(3割)
6) 4月23日 再診、麻酔の説明
再診料 210円(3割)
7) 4月24日~28日 入院・手術(乳腺腫瘍切除術)
入院料等、医学管理等、検査、画像診断、注射、処置、手術、麻酔、病理診断、入院時食事療養費 82,296円(3割)→80,113円(高額療養費限度額適用)
室料差額 25,200円(自費、5日中3日分)
入院時食事療養費標準負担額 2,340円(自費)
病衣貸与料 350円(自費)
小計 108,003円
8) 5月8日 再診、傷のチェック
耳鼻咽喉科入院騒動(5月8~11日)で外科診療分とならず 0円
9) 5月12日 再診、病理結果の説明
再診料、検査 1,260円(3割)
→最終病理結果で、DCIS(非浸潤性乳管癌:Tis、N0、M0)の診断。
10) 6月16日 再診、診断書の申込
再診料 210円(3割)
文書料 3,150円(自費)
小計 3,360円
計 149,913円
上記の支払いに対して、私の健保では、同一月の病院・診療科別、入院・外来別で、保険診療の自己負担額から2万円を超えた額(100円未満切り捨て)が、一部負担金払戻金として後日給付、入院付加金も後日給付、計67,600円の給付があり、実質82,313円の負担でした。
また、生保の手続き完了のお知らせが昨日届きましたが、入院給付金は5日目からなので1日分と手術給付金の計205,000円の支払いを受けました(通院給付金3,000円/日の手続きはこれから)。
というわけで、「非浸潤性だし、部分切除だし、手術給付金は出ないかなぁ?」と思って、手続き前に電話で2度確認しましたが、回答どおりに支払いがあって、ほんと助かりました
ちなみに、上記の間に扁桃周囲膿瘍で入院した分は、日数が4日で生保の対象にはならず。
こちらの外来・入院の合計は74,940円で、一部負担金払戻金の給付が後日(今月末?)あるので、たぶん実質41,680円の負担ですが、扁桃腺も侮れないよ・・・と思いました。
その他、交通費、入院準備、院内PC貸与料、パセリのシッター料などが必要でしたが、通院・入院は年休の範囲に収まって減収もなかったし、今年度の残り8ヵ月あまりは、予定外の医療費がかからないように気をつけないと・・・。
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コメント
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日本の医療保険制度はありがたいですね。
自費の部分がいろいろあるにしても 手術して15万程なんですね。 幸い海外旅行障害保険がある時期に分かって手術と放射線をやったので キャッシュレスだったのでサインをしただけで
ちゃんと合計はしてませんが マンモ 生検と追加手術、放射線で ざっと2百万位掛かってたと思います。
ホントこっちは医療費が高くて・・・ 政府系とかであればもっと安いんだと思うのです。
でないと 医療費だけで破産する人もでちゃうかもしれません。
日本は年金制度はボロボロだけど たとえ3割負担でも医療保険があるというのはほんとありがたいとつくづく思いました。
投稿: レオ | 2008年7月21日 (月) 16:11
そちらでは200万ですか・・・!
そう考えると、ほんとに3割負担でもありがたいですねー。
しばらく前から、「格差社会」や「ワーキングプア」の問題が取りざたされてますが、保険料が支払えず、適切な時期に適切な医療が受けられないのは怖いことだと思います。
今回の私の場合は、検査と手術のみで、追加切除、放射線、ホルモン療法もしていないミニマムな金額ですが、全部10割だとやっぱり大変ですから・・・。
投稿: まちこ | 2008年7月22日 (火) 00:09