人心地
昨夜、遠くの親友から電話があって久しぶりの長話。
いつもながら、話題は多岐にわたりましたが、その感想を一言でいえば・・・。
ひとごこち【人《心地》】
(1)緊張が解けてほっとしたくつろいだ気持ち。
(2)人間として正常な感覚。正気。平常の心。
(『大辞林』第2版)
今は二人とも、地方で、職場で、マイノリティな日々を送ってますが、浮世の疲れを解きほぐすかのように話し、また浮世へと漕ぎ出します。
ところで、彼女から鴎外の「そめちがへ」の兼吉姐さんの話が出たとき、こんな話をしました。
「今度、泉鏡花の『夜行巡査』を訳したんだけど」
「いい女か男が出てくるの?」
「ううん、意地悪な伯父さんが出てくる」
「じゃあ、なんで?」
「滝の白糸の『義血侠血』にしたかったけど、長いから」
それだけの理由で、手頃な長さの「夜行巡査」を選びましたが、読んでみて、ままならぬ浮世であっても自分を失ってはいけないなあ・・・と思いました。
まちこ訳「夜行巡査」は、こちらからご覧ください。
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