超・超早期の揺れ
昨日は、夜に来客があったり、新年度の説明会で使うPowerPointプレゼンテーションを修正したりで、ブログを更新しそびれました
一昨日は、大・中・小の会議の連続。
「小」のメンバーには、先月来の検査のことを話すしかなかった人もいて、そのうちの誰かが広めたらしく、別の人から「具合、悪いんだって?」と聞かれたり。
なので、「昨日決まりましたが、今月24日から約1週間入院、手術することになりました。順調なら、GW明けに復帰できると思います。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と言っときました。
まあ、職場のほうは、通院や入院でできないことは、別日程を組むしかありませんが、個人的には、もっと基本的なところで、きちんと納得しておきたいことがあります。
先日、主治医の先生とこんな話をしました。
「やっぱり取るものなんですか?」
「大腸ポリープでも、がんになる前に取るでしょう」
「ええ、大腸ポリープなら。でも、あれは内視鏡手術?」
「ええ、こちらは内視鏡ではないし、傷や変形もありますが」
「ですよね」
ジェンダー関係の本を少々読んでる私としては、いや読んでなくても、ウ○チの通り道にあるものと一緒にされたくないなあ・・・と思いましたが、医学的な例示だと思って我慢しました(笑いを)。
それはともかく、集簇性、区域性の微細石灰化の画像も見てるし、マンモトームで採取した組織が前がん病変(ADH)というのは、想定内でありすぎたというか。
手術後の病理で、はっきり非浸潤性乳管がん(※)と診断され、切除断端にがんがなく、放射線治療も追加切除も必要ないなら、「超早期に治療できてよかった!」と思うのは確か。
断端にがんがあっても、「超早期に治療が開始できてよかった!」と思うけど、ADHの診断のままでも、「予防的切除ができてよかった!」と思えるかどうか。
※非浸潤性乳管がん
がん細胞が乳管内に留まっている状態のがん。
間質浸潤や転移がなく、「0期」「超早期」といわれる。
『臨床と病理のための乳腺MRIアトラス』の「非浸潤性乳管癌とADH」のコラムなどには、「微小な非浸潤性乳管癌に“癌”という診断名をつけないように考えられた診断名」とあって、なるほど・・・と思うけど。
・・・と、超・超早期(?)ゆえの微妙な揺れもあったりして、仕事の傍ら、次の受診の際に確認することを考えたりしてます。
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コメント
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時は春、いざ出陣。
納得のいく治療が受けられ、最善の結果が得られますように。
投稿: よぉさん | 2008年3月28日 (金) 22:02
マンモグラフィ、マンモトームなどの検査方法が進んで、早期発見に寄与してますが、鑑別が微妙なケースも増えてるみたい。
切ってみないとはっきりしないのは昔と同じ。
でも、病理や治療の科学的根拠について、せっかくだから、もっと聞きたいと思ってます。
投稿: まちこ | 2008年3月29日 (土) 10:15