乳腺MRIとマンモトーム生検
乳腺MRIとマンモトーム生検を受けに、病院に行ってきました。
13:30の予約だったので、これさいわいと10:30まで寝て、食事とシャワーを済ませ、出かける準備。
「じゃあ、行ってくるねー」とパセリに言うと、毛づくろいしながら「ンニャー」と、いつもと変わらない返事で送り出されました。
再診受付をして、放射線科へ。
私の前に脳ドックを受ける70代の男性が、中待合の椅子に診察ファイルを置いたまま行方不明になってたので、少し遅れて13:50にMR室に入りました。
検査着に着替え、造影剤を入れる血管を確保して、乳房部分に穴が2つ空いたベッドに、上半身を出して万歳のポーズでうつ伏せになり、前半は造影剤なし、後半は造影剤を入れて、約30分くらい。
あの振動や音を「電車に乗ってるみたい」という人がいますが、私は「スター・ツアーズのゆるいのみたい」と思ってました。
特に、「ブー・ブー」「ビー・ビー」のときは、「緊急事態!」「緊急指令!」みたい。
続いて外科の受付に行き、15:00のマンモトーム生検を待ちました。
こちらはほぼ予定どおりで、先生、看護師さんと一緒に上の階に上り、先日マンモグラフィをしてくれた女性技師さんも合流。
県内ではここだけという新しい装置は、「マンモトーム生検とは?」で紹介されてるものより、もっとベッドが大きくて、上下に稼動。
穴に合わせて中央を切ったペットシーツ状のシートが敷かれてました。
そこに検査するほうの乳房を合わせてうつ伏せになりますが、私の場合は左なので、左肩が浮いてズレないように、左腕は体に添わせ、顔は右向きで壁とにらめっこ
左にいる先生方も、モニタも見えず、私にとっては不本意な配置が恨めしくなりましたが、また「腎生検みたいに痛いですか?」と聞き、「それほどは」と言われました。
その後、「~しますよ」と言ってもらいながら、マンモグラフィ→生検箇所の位置決め→消毒→局所麻酔→生検針で組織を採取しましたが、見えなかったのはここまで。
あとは上半身を起こして、消毒→傷にテープを貼る→分厚い綿を当て、さらしのようなテープを貼り、腰痛ベルトのようなのを巻いて圧迫止血→しばらく仰向け→上半身を起こしてベルトを外し、さらしのような包帯を巻いておしまい。
生検の所要時間は、前後を含めて1時間弱で、3回分の抗生物質と1回分の痛み止めの処方箋が出ました。
ちなみに、麻酔の注射は、しばらくしてない筋肉注射くらいの痛さで、途中、先生が「つらいのは、これと体が動かせないことでしょうね」と言われたとおり、生検自体の痛みはなし。
先生が「じゃあ、始めますね」と言った後、看護師さんが「パチって音がするので塞ぎますね」と言って、両耳をしっかり押さえてくれたので、直径3mmの生検針がいつ刺さったかもわかりませんでした。
というわけで、本日の診療費(自己負担額)は24,710円、院外薬局の薬が380円。
明日も8:30に病院(傷の確認)に行きますが、検査結果が出るのは約1週間後だそう。
それを聞く外来の予約は、月曜しか空きがないらしく、「17日だと結果が出てないかも」と言われたので、24日になるかもしれません。
ともあれ、今日の私は、胸元からさらしのような包帯がのぞく姐御風の恰好です。
病院の玄関先に咲いていたカンツバキ→
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コメント
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初めてメールを他人様に送信するので、届くかわかりませんが、送らせて頂きます。
今日乳腺MRIをしてきました。5年前に一度右胸の乳がんで温存手術を受けました。今年の春に今度は左胸にしこりを感じて、ちょうど検診の頃だったので、マンモをやりましたが異常なしと判定。自分では違和感があるのですが、何も写らず、先生もしこりに対して「どれ?」といった感じで。しかし約3か月たち、やはり気になり再び検査へ。エコーでも小さくてよくわからないが、0.8ミリくらいのしこりがあるね、とのことで今日、乳腺MRIをやりました。
5年前の検査では普通のMRIで仰向けだったので、今回のはうつぶせ、しかも何かおっぱいをはめるような形になっていて、何なのかよくわからず、まちこさんのところへ辿り着き納得できました。ありがとうございました。
明日検査結果が出るので、心して行こうと思っています。やっぱり不安・・。あのビーっという音は、私は劇場の幕が上がる感じだと思いました***
投稿: チャド | 2008年7月 9日 (水) 01:49
チャドさん、コメントありがとうございました。
乳腺MRIは、それぞれ得意・不得意のある他の検査で見つからない病変を見つけたり、病変の広がりを確認するための検査だと理解しています。
今回お受けになった乳腺MRIは、現在導入が進められている「乳腺専用コイル」を用いたもので、こちらの記事がご参考になるかと思います。
→http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/mri2.html
また、神奈川乳癌治療研究会の先生方が行っている相談室は、いろいろな相談・回答を閲覧でき、私もほぼ毎日チェックしています。
→http://www.kbcts.gr.jp/Pt/soudan.asp
検査結果が出るまでのお気持ち、お察しいたします。
私はすべての検査結果、入院・手術の説明を一人で聞きに行ったのですが、動転して運転を誤らないように、自家用車でなくバスを利用していました。
明日はどうぞお気をつけて行ってらしてくださいね・・・。
投稿: まちこ | 2008年7月 9日 (水) 02:56