乳腺外科初受診
バスで総合病院の外科に行って来ました
近くのバス停からJRの駅に向かう2系統のバスは、どちらもその病院前で停まりますが、両方合わせて1時間に1~2本で、8時台は2本。病院の受付は8:00~11:30なので、寝坊な私は9時台のバスに乗り、10時過ぎに到着しました。
総合窓口で診察カードを作って、外科の受付へ。「左乳房にしこりがあるので」と言うと、「これ、書いてくださいね」と問診票を渡され、記入して持っていくと、「10:30に予約入れましたからね」とスムーズな流れ。
20分ほど待って、若い先生の問診があり、「放射線科にマンモグラフィを予約するので、写真を持って戻ってきてください。その後、こちらでエコーをします」とのこと。
放射線科でも、そう待たずに呼ばれましたが、女性の技師さんに片方ずつ2方向から計4枚撮影してもらい、服を着て待っていたら、「気になるところがあるから、もう1枚」というのが2度ありました。
外科に戻って受付に写真を渡し、少し待つと、問診の先生とは別の気さくな感じの先生からエコー室に呼ばれました。
検査は右からで、モニタに黒い円形の穴のようなのが多数現れ、乳管に液体が溜まって膨らんだ「のう胞」とのこと。「それでどのくらいの大きさですか?」「数mmだから、触診ではわからないですね」。
続いて左。私がしこりと言ったのは「のう胞」の少し大きいもので、その先生がエコー前に触診したとき、「僕はこっちのほうが気になるなあ」と言っていた部分は、他ののう胞のように丸くなく、境界と色に不鮮明な部分があり、直径が1.5cm。
「不整形なほうが悪いんでしょう?」
「ええ」
「それ、ごつっと触れるのですよね? 普通に乳腺が触れるのかと思ってました」
「あとで○○先生から説明がありますが、マンモグラフィで石灰化がありますし。石灰化ってわかりますか?」
「がんや炎症で細胞が死んだ後にできる」
「ええ。・・・うーん、頑張りましょう!」
のう胞の影を見たとき、『銀河鉄道の夜』の「石炭袋」を思い出した私は、その「頑張りましょう!」を聞いて、大島弓子の愛猫&がん闘病マンガ『グーグーだって猫である 2』を思い出しました。
近くの病院で診てもらった大島さんが、大きい病院に行くように言われ、追いかけてきた看護師さんから、気合いの入った「がんばってくださいね」を言われる部分・・・。
その後、また少し待って、○○先生と対面。マンモグラフィとエコーの写真を前に、改めて触診し、「これ(1.5cmと言われたもの)も、のう胞の集積したものと思いますが、左のこの部分だけ、砂を撒いたように微細石灰が見られるんですね。マンモトーム生検とMRIをやりましょう」。
両方一緒にできるのは、一番早くて3月11日だったので予約し、その後、別室で看護師さんから説明を受けて、当日持参する同意書2通をもらいました。
生検は、局所麻酔でうつ伏せで行い、傷は4mmほど。生検後はテープで止め、圧迫止血するものの上に包帯を巻き、シャワーも不可。翌日は、病院で傷の確認をして、シャワーは可。入浴は翌々日から可とのこと。
過去にした甲状腺の生検は、麻酔なしでも針が細いので痛くなかったけど、腎生検は、局所麻酔をしてもめちゃめちゃ痛かったので、「やっぱり痛いですか?」と先生にも看護師さんにも聞きましたが、「それほどは」という返事。
今日の会計は5,200円(非紹介患者初診加算1,580円を含む)で、帰りは13時台のバスに乗れました
生検の結果が出るのは後日で、11日の段階では、MRIでさらにどういうことがわかるのか、聞いてみないとわかりませんが、現時点での診断は「左乳腺石灰化」。
生老病死は万人共通(内容は人それぞれでも)なので、たとえ周囲が迷惑しようと、いざという場合は開き直るしかないと思う私は、仕事のことはあまり気にしてませんが(他の人が代われないことが多いので、日程調整してするしかない)、心配なのはパセリのこと。
でも、はっきりするまでは普通の生活。
今月末の楽しみだった創元SF文庫『銀河英雄伝説 7』と『宗像教授異考禄 7』、特製版『宗像教授伝奇考 3』。こちらでは発売日より1日遅れで店頭に出るので、忘れずに買わなきゃ!
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