ある病院の話
雪や霰が降るなか、今週2回目の病院に行ってきました。
13:30の予約でしたが、出る前にすぐに返事が必要なメールが来たので、病院に着いたのは14:00。(火)の混み具合がひどかったので覚悟してましたが、今日はいつもの半分以下の30分待ち
次回から、その先生が開院するクリニックに行きますが、説明のときもらったのは、内心楽しみにしてたパンフではなく、表にクリニックのロゴと院長名、診療時間、裏にマップを印刷した名刺でした。
ロゴマークは、そら豆の形の腎臓に目と口があり、向き合った2つの横顔が1つの笑顔にも見えるという、ありがちだけどカワイイもの。2つのそら豆は色違いなので、腎臓専門医と腎臓病患者みたい。
このマークを決めるのに、あの先生がデザイナーさんと打ち合わせしてるところや、クリニックのドアや看板に付いてるところが浮かんで、つい感想をもらしそうになりました。
こちらに引っ越して以来、今日まで通った総合病院では、建て替え前の病棟に急性腸炎で入院したことも、円形脱毛で皮膚科に通ったことも、取材のために、ディレクターさん・カメラマンさん・私の3人で調理室に入れていただいたこともありました。
ホームページで沿革を見ると、大正14年4月に現在地で開院し、昭和20年7月の戦災で一部焼失、23年6月の震災で全壊、その後、何度か建て替えて今に至っているよう。
先日、高杉一郎氏のシベリア抑留の本を4冊続けて読んだ後、宮本百合子の『道標』を久しぶりに断続的に読み直してますが、彼女の最初の夫で、『伸子』の佃のモデル・荒木茂氏が昭和7年8月に亡くなったのも、この病院でした。
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