ネコとして
日頃イタズラには縁がないパセリですが、唯一の例外が、月に数回来る人が脱いだ靴に、「スリスリ」や「ゴロン」をしてしまうこと。
帰るときには、毛がついてたり、揃えたのが動いてたり、柔らかい素材だと甲の部分がへこんでたり・・・で、拭いて整えさせてもらいますが、わりと早い段階で見つけた一昨日、靴の主がパセリにこう言ってました。
「ネコとして、していいことと悪いことがあるだろう?」
現行犯ではなかったし(叱るときは「現行犯で」が原則)、口調も普通だったので、その人が「初めて叱ったら、シュンとなった」と言ったときは、「そう?」と答えましたが、後で「バイバイ」と言われたときも、いつもと違う「クーン」という返事で、お見送りもパスしてました。
頭を「スリスリ」して匂いをつけるのは、「私の」「なかよし」という主張だし、体を「ゴロン」と倒すのは、「うれしい」「甘えたい」という表現ですが、靴にとっては「悪いこと」。
反省しないといけないのは、「別にいいよ」と言われて甘えてた私だし、次から靴箱か紙袋に入れさせてもらおうと思ってますが、パセリはその後もしばらく、「なかよしじゃないの?」という顔をしてました。
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