ネコの日
昨日2月22日(ネコの日)は、2年前に亡くなったミントの命日。今年13歳になるパセリが元気でいてくれることに感謝しながら、彼女たちの成長過程やこちらに越してきてからのことを思い出していました。
里親探しをしている人のお世話で、三毛とベージュの毛色の、きょうだいではない赤ちゃんネコを引き取ったのは1994年6月5日。
我が家に向かう箱の中で、「ミー、ミー」とないて震えるパセリを、ほぼ同じ頃に生まれたミントが一生懸命に舐めるうち、寄り添いながら眠っていた最初の日以来、おっとりとして優しいミントと甘えん坊で活発なパセリは、私にとってかけがえのない存在になりました。
たまにパセリに「ミントのこと思い出す?」と聞くと、「ンー」と応えてさみしげな顔つきになりますが、昨日も「今日はミンちゃんの命日だね」というと、「ンー」という声が返ってきました。
10年以上、自分の名前とともに聞き慣れてきた「ミント」「ミンちゃん」という名前には、普段のいろいろな「ニャー」とは違う返事や表情を返してくれますが、いつまでも忘れないでいてくれたら・・・と思います。
生まれ、老い、病み、死ぬことは、人間もネコも同じ。人間はそのいちいちに理由を求めて悩んだりしますが、ネコはその生涯が短いぶんだけ凝縮された生老病死を過ごし、そこにある命の輝きを人間に見せてくれる・・・そういう意味で、ミントは、生けるものとしての私の先輩でした。
ミントを大好きだったパセリが、健康で楽しく長生きしますように、そして他のいっぱいのネコたちも、幸せに生きられますように・・・と願ったネコの日でした。
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