動物病院へ
ときおり雷が鳴る雨の昨日(土)。車のタイヤ交換は延期して、やはり雪が降る前に行っておきたかった動物病院へ向かいました。
動物病院に行くのは、今年5回目。3~5月に行ったときは獣医師5名の体制でしたが、その後、診ていただいたことがある先生の産休などで、今は3名体制。それに土曜だから混んでるかも・・・とは思いましたが、今日は院長先生が学会で不在のため、行って帰るまで3時間かかりました。
来院の目的は、腎機能検査と前から脚の付け根にある大豆大のグリグリについて。初めて診ていただく先生だったので、いま食べているフードの種類・量(k/d、腎臓サポート、サイエンスダイエット・シニアプラスを1:1:1で30g)も伝えて、まず血液検査をしました。
結果は、BUN31.0、Cre1.5。過去2年の検査では初めて正常値内の数値でしたが、「前の数値がなかったら、慢性腎不全とは言いません。ご存じと思いますが、数値の上昇は腎機能が3/4まで失われないと現れないので、数値に出なくても、3/4ギリギリかもしれませんし、今のフードでいいですね」とのこと。
「体重が0.3㎏減ってますが、食欲ないですか?」
「ないこともないですけど、普段から食が細くて」
「ドライフードが嫌で40~45gのところ30gしか食べないのなら、同じ処方食の缶詰を上にのせてみるとか」
「処方食の缶詰は、嫌いで食べないんです」
「食べてこそですからね。あまり少ないようなら、一般食のドライを少し増やしてもいいですよ」
こんなやりとりの後、グリグリについて伺いました。これは、前に別の病院で「皮膚の色も変化していないし、脂肪の塊だと思いますが、大きくなるようなら、検査して取ったほうがいいでしょう」と言われたことがあり、この病院でも行くたびに意見をお聞きしているもの。
この先生の診立ては、「脂肪にしては固くて可動性があるし、細胞穿刺でははっきりわからないこともあるので、気になるなら、手術で摘出して検査することになります。全身麻酔で行うのでリスクがないとはいえませんが、今後手術することを考えると、今が一番小さいし、12歳といっても今が一番若いんです。これが7年前からあるとか、猫ちゃんが17歳とかなら言いません」とのこと。
手術中に問題がなければ、エリザベスカラーをつけて当日中に退院することもできると聞き、どうするかはまた連絡することにしました。
今回は、待ち時間が長かったためか、大型・中型の犬が吠えたり、待合室の床で粗相したり、キャリーの中で不安げに声をあげる猫が多くいました。私は膝の上にキャリーを乗せ、中に手を入れてパセリの背中を撫でてましたが、緊張して心拍数が上がってるのがわかりました。
隣のおばあさんが足元に置いていたキャリーには、約3ヵ月の子猫がいて「ミャー、ミャー」と盛んにないてましたが、「パーちゃん、子猫ちゃんがいるよ」とキャリーを近づけると、なだめるように「ニャー」と言ったのが、ちょっとおかしかったです。
家に帰って、週1回くらいしかあげないモンプチスープメニューをご褒美に出し、いつものフードを少し食べて、落ち着いたパセリ。腎機能が前より低下していないのはわかったし、グリグリをどうするか考えないといけませんが、とりあえずはお疲れさまでした・・・。
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