適応障害
昨日は朝までPowerPointで資料を作り、職場で仕事と打ち合わせ、印刷をした後、その資料を使う講座会場へ。約45分の話をしました。
行きの車中は、私と同じく県外から来た就職4年目の人と一緒。他部署の人で、普段はそう話す機会もないので、「お元気でした?」と言ったら、「いやあ、相変わらず適応障害ですよー。ウツっぽいっていうか、こんなにしゃべってますけど」と言うので、「私なんか、いまだにそうだよー」と盛り上がってました。
彼も、同じ場所の別会場で講座を担当したのですが、片隅に袋詰めのパンフ類が積まれてる部屋だったそう。持ち込んだ機材で音も使った講座だったのに、途中、ノックも「失礼します」の断りもなく入ってきた人がいて、ビリッと袋を破ってはパンフを持ち出すという作業を延々とされ、ずいぶん迷惑したそうです。
終わった後、やっと顔を出した主催者側の担当者に、彼が遠慮がちにそのことを言ったのですが、「すみません」の一言もないので、私が「その方は、今日のこと、ご存じなかったんでしょうか?」と聞くと、「いや、紙は貼っといたんですけどねえ」という反応。
もともとは、数年前にあちらからの要望で始まった講座なのに、担当者が替ってからは何か勘違いしてる感じ。到着したときに応対すべき人も出てこなくて、彼と私、先着していたもう1名は、部屋の場所もわからないまま、しばらく立ち往生。結局、別の顔見知りの人を捉まえて、案内を頼みました。
始まりが始まりなら、終わりも終わりだったので、帰りの車中、「あそこも担当者が替って変なことが多いけど、なんかひどかったね。何のために始めたのか、わかってないもん」と言いながら、彼のこの土地への「適応障害」がひどくなりませんように・・・と思ったことでした。
人のことはいえないけど、彼の場合、やはり温暖な他県出身の、乳幼児2人を抱えたお連れ合いもいて、持ち家率、3世帯同居率の高さを背景に、出生率と見せかけの女性有職率の高さを誇る、この土地での暮らしに対する違和感はいかほどか・・・と思って。
往復の県道は、融雪装置の動作確認で水が勢いよく噴き出し、ワイパーを使わないといけないほどでした。せめて、今年の冬の降雪が少なめだといいなあ・・・と思うのは、私自身、雪の季節に「適応障害」がひどくなるからですが、湘南生まれのミントが寒い時期に亡くなったので、今は留守中もパセリのベッドの傍で、オイルヒーターをつけっぱなしにしています。
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