ラベンダーの秘密
誕生日だったので、ケーキと○○○を美味しくいただきました。数えてみたら、首都圏からこちらに来て9回目・・・。いろんなことがあって、いつの間にか長くなっちゃいました。
今夜は、アロマポットで焚いたラベンダーの香りで就寝。私にとって、広田靚子さんのハーブ(主にガーデニング)の教科書と並ぶポプリの教科書、熊井明子さんの『愛のポプリ』には、ディオン・クレイトン・カルソロップという人の「ラヴェンダー讃歌」が引用されています。
Here lies
Imprisoned in this gray bush
the scent of
LAVENDER
It is renowned for a simple purity
A sweet fragrance and a subtle
strength it is the odour of
the domestic virtues and the
symbolic perfume of a quiet life
Rain
Shall weep over this bush
Sun
Shall give it warm kisses
Wind
Shall stir the tall spikes
Until such a time as is required
When it shall flower and so
Yield to us its secret.
まちこのいい加減な日本語訳。
ここにあるのは
灰色の潅木に閉じ込められた
ラベンダーの香り
シンプルな純粋さで名高い
甘い香りと微妙な強さ
それは家庭の徳と
静かな生活の象徴
雨は この潅木に涙を流し
太陽は 暖かいキスを与え
風は 伸びた穂を揺り動かす
花を咲かせ 私たちに
その秘密をもたらすときまで
熊井さんは、「その文字の配置が、花ざかりのラヴェンダーを思わせるので、原文をあげてみた」と書かれています。引用の文字はセンタリングされてるので、そんな感じもしますが、内容は花が咲く前のラベンダーみたい。秋~春の灰色を帯びた葉や茎も香りますが、初夏に葉も茎も緑を増し、紫の花が咲く頃の香り高さ、その「秘密」をうたってるような。
ラベンダーの花言葉には「あなたを待っています」というのもあれば、「不信」というのもありますが、ラベンダーの香りを立ち上らせていると、どうして「不信」なんて花言葉があるんだろ・・・と思ったりします。で、個人的には、上の詩にもある「quiet life」が花言葉だったらいいのになんて思う次第。
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