手術と入院の話
2ヵ月ぶりの病院。検査結果は前回とそう変わりませんでしたが、「前回の診察後にひいた風邪(?)が治るのに、また1ヵ月ほどかかった」と言ったら、「入院して、扁桃摘出とステロイドの点滴をしてみませんか? IgA腎症は完治しないと言われてきたけど、最近、この方法でよくなっている人もいるし、このままだとやはり悪くなっていくと思うから」と言われました。
所要日数について聞いたら、「手術のための入院は、1~2週間」とのこと。さらに、副作用が心配なステロイドの大量点滴(3日×3クール)を行う入院が2週間くらい。その後の1年も、ステロイドの錠剤をだんだん量を減らしながら服用しないといけないらしいので、正直、気が重いです(-_-;)
入院となると、まず気にかかるのがパセリのこと。過去の入院では、ネコたちの食餌とトイレの世話を知人に頼みましたが、そのときはミントも一緒でした。ミントの闘病時にお世話になったシッターさんに1日1~2回来てもらったとしても、今度は独りでお留守番。なぜなのかわからなくてさみしいだろうし、具合が悪くならないか心配です。
この治療法、ネットで見たことはあったけど、勧められたのは初めて。「今すぐじゃなくてもいいですよ」と言われたので、次回9月19日の診察時に(前日から自宅で行う24時間クレアチニンクリアランスの結果を見て)、また相談することにしました。
帰宅後、IgA腎症に対する扁桃摘出とステロイドパルス療法について検索したら、2004年6月21日付『読売新聞』の「最新医療:扁桃摘出+薬の波状投与 早期なら高い完治率」という記事が、まとまっていてわかりやすかったです。
でも、「診断から時間がたった患者では治りにくい反面、悪化もしていない」とも書かれてるし、「腎臓ネット」のQ&Aには、「扁桃腺摘出が50%の確率で蛋白尿の減少につながると云われており、効果があったと考えられます」、「この治療の評価は今後時間をかけて判断されると思いますが、おそらく進行を抑える可能性が大きいと考えています」という専門医の回答も載ってました。
手術は耳鼻咽喉科の分野なので、院内連携が可能な大きい病院を中心に、積極的に行うところが増えているよう。「診断から19年目でも治るのかな?」とか、「治らなくても、慢性腎不全で透析に入るまでの期間は延びるかな?」とか考えましたが、この8~9月にするつもりはないので、次の機会は年度末の2~3月かしら。
でも、寒い時期にパセリを独りにするのは嫌なので、『延ばしついでに、来年8~9月まで延ばすかな~』と思ったり。パセリに「独りで長くお留守番できる? シッターのお姉さんに来てもらうから」と聞いてみたら、「ンニャー」(よくわかんない)という返事。いまは、これ以上考えても仕方ないので、次の診察時にもっと話を聞いてみるつもり。
写真は、前にも書いた患者の意見と病院の回答の掲示板。正式名称は、「患者満足度向上部会」が行っている「院長直行便」でした。今回は、あまりおもしろい意見・回答はなかったので、コメントは省略します。
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