案ずるより?
日曜の疲れが取れず、寝たり起きたり・・・。昨日は、翌日締切のアンケート集計(181枚×12項目分)をExcelでまとめてメールで送信。今日は、メールで雑誌の誌面分析について質問があったので返信。今夜は少し涼しいので、エアコンを停めて窓を開けてます。
その寝たり起きたりの間、この虚弱体質が何とかなるなら、先日、病院で言われた「扁桃摘出とステロイドパルス」も試す価値はあるかなーと思いながら、大島弓子『グーグーだって猫である』(2000年、角川書店)、『グーグーだって猫である 2』(2002年、角川書店)を読み直してました。
1~2巻を通して、愛猫サバを亡くした後、新たに家族となるグーグー、ビー、クロ、タマというネコたちとの日々、大島さんが卵巣がんの手術と化学療法で入院したときの話が描かれてます。
ビーは拾われてこの家に来て
グーグーと仲良しになったわたしはこれを天の配剤かと
思うときがある (「35 ビーの勝利」)
私も、前の入院ではミントとパセリが一緒にいて心強かったのですが、今度はそうじゃないのが気がかり・・・。ちなみに、ミントも丸い体型で「んるる」という気のいいネコだったので、ついグーグーに重ねてしまいます。
その大島さんが、ネコの病気の本について触れている部分。井の頭公園のホームレスの男性から「猫疥癬」を患ったタマを引き取る部分に、こんな一節があります。
猫の病気の本は
どれも同じような説明しか
載っていない (略)
しかし
一冊だけに救いの一行があった「感染した人間は
感染源の猫を治療すれば
自然に治ります」 (「50 猫ひきとり」)
「 」の中は、石田卓夫『ねこのお医者さん』(1994年、講談社)からの引用。私もこの本(講談社+α文庫版)は持っていて、気になることがあると開いてます。
その「第1章 ねこが健康に暮らすための環境づくり」より。
外出がちで「留守中、1頭だとかわいそうだから」といって、ねこを増やそうと考える人がいます。けれど、それは大きなお世話。ねこは1頭でも快適に暮らせます。
また、仲間を増やしたからといって、必ずしもうまくやっていけるとは限りません。子ねこのころからいっしょにいるとか、最初に飼っているねこが1歳未満で、新しく来たねこが子ねこなら仲良くなる可能性が高いのですが、 (後略)
パセリとミントは「子ねこのころからいっしょ」で、どちらかというと、パセリがミントに甘えてました。地元新聞やフリーペーパーでネコの里親募集の記事を見るたび、見つかるといいなあ・・・と思いますが、12歳になったパセリの性格、ストレスや体調を考えると、わが家では無理。
だから、やっぱり出張や入院のときは、ご飯とトイレの世話をシッターさんを頼んで、ひとりで留守番してもらうしかありません。
猫は環境に
慣れるのが早い
入院のしたくを
していてもまたかえって
くるから
へいきだという
表情をする (「35 ビーの勝利」)
大島さんが化学療法で何度目かの入院をするときのグーグーの様子。私が前に入院したときも、外出許可をとってネコたちの様子を見に帰ったら、1度目は玄関を開けたときも締めるときも不安げだったのに、2度目は買い物に行くのを見送るくらいの顔だったので、ちょっと拍子抜けしたほど。
前のような激痛即入院だと、こんなことを考えたり書いたりするヒマもないんだけど、案ずるより産むが易しで、まだ決めてない次回の入院も、こうならいいのになあ・・・と思ったりしました。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント